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2011年7月30日土曜日

築地のドーナツ屋さん 相模原のパン教室

【今日の一言】
粉関係の方々の紹介でした。

【今日の二言目】
粉関係といっても、ヤバくないですよ^^;

【今日のもう一言】
Twitterでのいいご縁です。


昨日、会社の近くの築地6丁目にあるドーナツ屋さんに行ってきました。
コナコナバスケット、というお店です。
コナコナバスケットのサイトです。ここをクリックしてください!!

山下達郎「DONUT SONG」収録。
山下達郎¥ 2,425 (21% OFF)

記憶が確かではないのですが、僕がTwitterで、最近はテレビが面白くないなあ、といった内容をツイートしたとき
それに対して、いろいろお話ししたことがご縁で、ドーナツ屋さんをやっていらっしゃることを知り、しかもそのショップが会社の近所ということで、昨日行ってきました。

場所は晴海通りを少しだけ本願寺の方向に入ったところ。銀座方面から行くと、勝鬨橋のちょっと手前を左に曲がったところです。

南仏の港町のドーナツ屋さん(南仏の港町に入ったことがないのですが)なイメージの素敵なお店で、ドーナツも美味しいです。
何でも天然酵母と北海道の小麦の相性がいい、ということで、優しいお味でした。

カレーとかハンバーグもメニューにあって、予約をすればデリバリーもしていただけます。



ツイッターで知り合った粉関係の方をもうお一方。

toiroという名前のパン教室。

toiroさんのサイトはここをクリック!!

ブログはここをクリック!!

バターと卵を使わず、イーストも少なく。
そこから素材の美味しさが香り立つパンが焼けるそうですよ。

こちらのパン教室の方は、いろんなことを考えていらっしゃって、なかなか面白いのです。

(パン屋さんといえば……)

宮崎駿¥ 3,667 (26% OFF)


今日は、Twitterで知り合った、粉関係の方々をご紹介しました。

2011年7月28日木曜日

吉田拓郎の夏の歌……「せんこう花火」   高校の時のテニス部の夏合宿にて

【今日の一言】
いい夏休みだったなぁ。



夏は暑いもんなんですよ。だからあんまり冷房とか効かせなくてもいいんですよ。
涼しくなるような歌を聴くのも、時として冷房以上の効果があるもの。

高校の頃、夏休みのテニス部の合宿がありました。
1週間、学校の作法室(お茶室もある和風建築で、そこに布団を並べて宿泊した)に寝泊まりして、夏の日差しが照りつけるグランドのテニスコートで、ボールを追いかけていました。

僕は広島出身なので、グランドが白いのです。
西日本は土にケイ素が多いとか、とにかくそんな理由で土が白いのです。だから照り返しもきつかった。

グランドの白色にもまして空の入道雲は、さらに白く光り、空はあくまでも青く。

暑いし、きついし。それでも必至にラケットを振っていたのですが、その時、グランドの向こうの方から、音楽が聞こえてきました。

ギターなのか、マンドリンなのか、心地良い弦楽器の音色。そして拓郎の声。「せんこう花火」でした。


吉田拓郎

テニスコートの体感温度が3度くらい下がった感じ。

陸上部の部員が、練習の休憩時間にラジカセから拓郎のアルバム「元気です」を流していて、丁度「せんこう花火」からスタートしたのです。



練習が終わると、部員全員で銭湯に行きます。

銭湯から学校への帰り道、みんなで花火を買って、女子部員や陸上部の部員を集めて、グランドで小さな花火大会になりました。

暑くて、きつかった夏合宿の夜。一瞬涼しい風が吹き渡りました。




2011年7月27日水曜日

泣くための、涙のためのオカズ……その3   「鉄道員(ぽっぽや)」と「初恋のきた道」

【今日の一言】
この頃のチャン・ツィーイー、素敵でしたね。




一昨日から、泣きたい時のオカズ集、涙を流したい時のオカズ集を紹介していますが、
忘れていました、僕のオカズ。

まずは小説で
浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」です。
浅田 次郎¥ 580
浅田 次郎¥ 250

「鉄道員(ぽっぽや)」は短篇集です。タイトルにもなっている「鉄道員(ぽっぽや)」より、僕は「ラブ・レター」と「角筈にて」が泣けました。
僕は、まだ単行本になる前、直木賞を受賞した直後にオール読物に掲載されたものを地下鉄丸ノ内線の中で読んだのですが、沢山の人が乗車しているにもかかわらず、涙が止まらずに困った事を思い出します。

「角筈にて」が泣けるのは理解できるのですが、「ラブレター」はなんであんなに泣けるんだろう。とにかくボロボロ涙が出てくるのです。


次は映画。
「初恋のきた道」。
チャン・ツィイー¥ 1,457
初恋のきた道 (字幕版)
(アイチューンストアからもダウンロードできます)

チャン・イーモウ演出、チャン・ツィーイー主演(なのかな……)。チャン・ツィーイーノ出世作ですね。
「初恋のきた道」とは、上手なタイトルをつけましたね。原題を直訳すると、私の父さんと母さん、と言った感じなんだと思います。
「初恋のきた道」は渋谷の劇場に見に行きましたが、これもラストの何分か、涙が止まりませんでした。

以上、僕の、涙を流したい時のオカズでした。

2011年7月26日火曜日

年に一度泣くなら……いろんな人から返事が来ました……泣きたい時のオカズ特集 その2

【今日の一言】
レスポンスがあると、ブログを書くのが楽だなぁ……。


昨日、年に一度、意図して泣くためのオカズ、という文章を書いたら、僕の大切な友人たちが、自分のオカズを披露してくれました。
本日は、その一部を紹介します。

Yさんからの紹介は
映画は「ベティ・ブルー」。
ジャン=ユーグ・アングラード
これは人生そのものを泣きたい時に見るそうです。

感動とやる気の涙を流したい時は
「ディズニー15周年ビバマジック」。
ディズニー¥ 2,817(24% OFF)
(ビバマジックとは違うかもしれません)

ちなみにYさんはとてもキュートで活動的なクリエイターというかプロデューサーというか、とにかく素敵な人です。

次は、あ、次もYさんだ。
こちらのYさんは
映画「ラストプレゼント」
イ・ヨンエ

ラストプレゼントの泣けることにおいてのやばさは相当だ、という噂は聞いております。
見てみなくっちゃ。
ちなみにこちらのYさんは、パンのクリエイター。面白いことをたくさん生み出す人です。

Sさんは、
中島みゆきの「あなたが海を見ているうちに」と
中島みゆき¥ 2,279 (20% OFF)
あなたが海を見ているうちに - 臨月

松任谷由実の「かんらん車」だそうです。
松任谷由実¥ 2,153 (14% OFF)


僕はこの2曲、聴いたことがないので聴いてみます。

Sさんは、コピーライターです。名古屋で活躍されています。

そして、あれ、本日3人目のYさんです。
Yさんは随分前のCMソングだそうです。
でも、CMの商品名と歌の名前は秘密だそうです。
なんでしょうね? 気になります。
泣けるCMって、かつては確かにありましたね。
笑えるのも、悲しいのも、怒れるのもありました。

今は、感情を揺さぶるCMは皆無といっていいでしょう。CMが衰えたのか、それともCMの役割が変わってしまったのか……。

3人目のYさんはコピーライター。バリバリ仕事をされていますよ。

さてと、本日は昨日に続いて、泣けるオカズ特集でした。

おもいっきり笑えるものとか、もちろん泣けるものも、皆さん教えて下さいね。またここで紹介していきます。

2011年7月25日月曜日

年に一度、泣くとしたらどうする?

【今日の一言】
ストレス発散の効果が本当にあるみたいですよ。



僕の大好きなラジオ番組、キラ☆キラで、「年に一回くらいすることって、何?」という特集をやっていました。リスナーからのメールで、

「泣く」、というのがありました。

特に悲しい事があるわけではなく、ストレスがたまったときに、そのような気分になるそうです。
ストレス解放のために、1年に一回くらい、意図的に泣いて涙を流すのだそうです。

その人は、泣くためのツールがあるそうで、その人の場合は

1,エヴァンゲリオンの「笑えばいいと思うよ」というシーンを見る。
林原めぐみ¥ 4,863 (19% OFF)

2,インディペンデンス・デイの大統領の演説シーンを見る。
ウィル・スミス¥ 991 (33% OFF)

3,ユーミンの「14番目の月」のアルバムを聴く。
松任谷由実¥ 1,982 (21% OFF)
14番目の月 - 荒井由実

4,漫画「修羅の刻」の15巻を読む。
川原 正敏

5,「魔女の宅急便」ではじめて箒に乗れたシーンを見る。
宮崎駿¥ 3,667 (26% OFF)


でした。
これを読み上げた後、パーソナリティの小島慶子と水道橋博士が、自分なら、泣きのオカズは何にするか
という議論で盛り上がりました。

その中で、
NHKの連続ドラマ「おひさま」が話題になりました。

しげ兄ちゃんが、
はるき兄ちゃんの話を泣きながらして
お父さんが、怒るというシーンをピックアップしていました。
「ただ、ただいま、といえばいいんだ」
という名台詞を取り上げて。

これは僕も泣けました。
井上真央¥ 11,703 (27% OFF)

「おひさま」は泣けるシーン満載です。

子どもの頃、NHKの連ドラを見るなんてことも想像していませんでしたが。

8時から8時15分までの「おひさま」の放送明けで、8時15分から始まるバラエティ「朝イチ」のMCのイノッチが、よく泣いています。
「おひさま」を番組のみんなで見ているのです。本当に泣けるシーンが多いのです。

さてさて、
僕は、「泣けるオカズ」は何だろう。

30代の頃だったと思うけど、
仕事とかでストレスがたまると、
僕はザ・フォーク・クルセダースの「悲しくてやりきれない」を思いっきり歌っていました。
すると、気づけば涙が流れていました。
ザ・フォーク・クルセダーズ¥ 2,237(1% OFF)

悲しくてやりきれない - フォーク・ベスト ~あの素晴らしい愛をもう一度

「悲しくてやりきれない」を歌いたい時は、涙を流したい時でした。

みなさんは、そんなオカズがありますか?

2011年7月23日土曜日

クロワゼット氏の強烈な記憶  景山民夫氏のことを書いて思い出しました

【今日の一言】
1秒1秒を大切にしないと。


昨日、景山民夫氏のことを書いて、思い出したことがあります。今日はそれを書きます。

氏の、どのエッセイ集に収録されていたか、もう記憶にないのですが、
彼はもともと放送作家で、そのエッセイも彼が関わった番組のことが書かれていたのです。

実は、僕はたまたまですが、この番組を広島の実家で見ていたのです。

当時、ユリ・ゲラーが11PMに出演し、超能力ブームのようなものがあって、その番組も超能力者が登場するものだったのですが、
その超能力者の名前は、クロワゼット。
オランダの人で、何でも透視というか霊視というのでしょうか、そういった系の超能力に長けていて、オランダでは、氏は警察当局と協力して未解決の行方不明事件をいくつも解決してきた、という触れ込みでした。

鴨下 信一¥ 275

番組は録画と生放送に分かれていたように思えます。これから僕が書き記す部分はおそらく、収録のVTRを見ながら、クロワゼット氏と一緒にコメントをすると言った内容でした。

当時、4歳くらいだったかと思います。関東地方で女の子が行方不明になっていました。赤い服を着たまま家に帰らない、その捜索願が警察には出ていたように記憶します。
先ずは彼がその女の子を霊視する、という内容でした。
おそらく収録だったの思うのですが、彼は自分の頭に浮かぶイメージを絵にしていました。
背の高い草が茂っている。その草野しげみの切れ目があって、その向こうに池のような、沼のような、湖のような物が見える。そしてそこには、赤い服を着た女の子が、うつ伏せになっている。
その場所の方向は、クロワゼット氏の話から考えるに北関東の群馬か栃木の何処かだったように記憶します。
それらを参考に、番組のスタッフがクロワゼット氏が描いた絵に近いところを探し出しました。
カメラを回しながら、レポーターは次第に興奮してきます。
「似ています、クロワゼット氏が描いた場所に似ています。背の高い草が茂っていて、もう少し先にこの草の切れ目があって、その奥には湖があるそうです」
「あ、草の切れ目です。その先には確かに湖が……」
とレポートしていた声が、悲鳴に変わるのに数秒も時間はかかりませんでした。
湖には、残念ながら、赤い服を着た女の子がうつ伏せになっていたのです。

警察もまだ見つけていなかった女の子。クロワゼット氏は、それを霊視というか透視で見つけてしまいました。

このVTRの放送と並行して、生放送でも霊視をしていましたが、それはうまく行かなかったように記憶しています。

とにかくあまりにも衝撃的な放送になり、結構ドタバタしていたような印象があったのです。

で、景山民夫はこの番組の作家をやっていて、そのエッセイでその時の衝撃を次のようにエッセイに書いていました。

「とにかくスタッフは誰も本当に見つかるとは思っていなくて、見つかったのでみんなびっくりして、番組構成はハチャメチャだった」
と。(原文ではないです。僕の記憶で書いています)

僕は、氏のエッセイを読むまでは、このクロワゼット氏の超能力透視のことは忘れていたのですが、改めて思い出し、ああ、本当だったんだ、と改めて軽い衝撃を受け止めました。

景山民夫もクロワゼットも、既にこの世の人ではありません。でも、おそらく、クロワゼット氏には、超能力と呼ばれるものはあったんだろうな、と僕は思います。

しかし、それにもまして、赤い服の女の子は、自分を見つけて欲しい、と強く願っていたに違いありませんね。合掌。

2011年7月22日金曜日

景山民夫『東京ナイトクラブ』  甘くて、苦くて……いろいろなカクテルを飲んだ気分

【今日の一言】
誰に連絡すれば、いいんだろうか?

【今日のもう一言】
確かに『東京ナイトクラブ』でした。



景山民夫の才能に舌を巻いたのは、もう随分前のこと。
『虎口からの脱出』は、息を付く暇もなく一気に読んだ記憶があります。こんな暑い夏でも、暑さを忘れる面白さ。冒険小説とはこういうもんだ。
東京電力などの自分たちのことしか考えていない会社に、クーラーの電気代を支払って涼しくなるよりは、『虎口からの脱出』一冊のほうが、暑さ対策には効果的。

景山 民夫

あのころは、その他にも、景山民夫氏のエッセイを随分読みました。もう、本のタイトルは忘れましたが……。
今でも記憶に残っているのは、氏がまだ小学生か中学生の頃、通学時に一緒になる横顔がとても美しい女の子の話。これはオチが面白かった。
それからもう一つ、伊豆のトンネルの怪談話。これは本当に怖かった。どこで読んだか場所は覚えていないけど、読んでるうちに鳥肌が立ってきて、後ろを振り返って誰もいないことを確認しなければならないほど。本当にゾッとした。

景山民夫氏のエッセイは、虚実の狭間を抜い、ウソかと思えばホントなのか、ホントか思えばと思えばウソなのか、そのぎりぎりのところで表現してくるところです。
僕の父は桃が好きで、季節になればよく食べていましたが、皮をむかずに、そのまま食べていました。「どうして皮を食べるのか」と訊ねると、「皮と実の間が一番美味しいんだ」と教えてくれました。
皮と実の間に間に何があるんだろう、何も無いんじゃないか、と不思議な気持ちになりましたが、景山民夫のエッセイはまさに、それと同じで、ホントとウソの間が面白いのですね。

ちなみに、僕もこのブログでは、ホントとウソの狭間が描けるように心がけて入るのですが……。

さて、『東京ナイトクラブ』です。

なぜ今、景山民夫を読もうと思ったかというと、『東京ナイトクラブ』は短篇集なのですが、この短編集に『時そば』が収録されている、と知ったからです。

景山 民夫¥ 250

僕は、わけあって落語をやらなければいけなくなった話は、このブログでしましたが、演目をどうしようといろいろ悩んでいたら、あるところでウィキペディアで、景山民夫が時そばを現代ヴァージョンに書きなおしていて、その終わり方は衝撃的である、といったことが書いてありました。
「衝撃的」ですよ。これは読んでみないといけないでしょう。

Amazonで購入し、早速『時そば』から読み始めました。
衝撃的、という表現が適切かどうかは個人個人で違うでしょうが、確かに面白かったです。いや、かなり面白かったです。
普通に『時そば』をやるよりは、この現代版にしようかな、いや、そうしよう、と決心したのですが、文章の最後に
【無断上演を禁ず  筆者】と書いてあるではないですか。
景山民夫氏は既にお亡くなりになっています。
やってはいけないのでしょうか? 僕のような素人が、お金を取るわけじゃないんですから、いいですよね……。


(柳家喬太郎の『時そば』。面白いです)

本書のタイトル『東京ナイトクラブ』は、収録されている短編の一つのタイトルから取っているのですが、
『東京ナイトクラブ』全体は、よく書けているエッセイもあれば、もう少し違う感じの方がいいんじゃないかな、と思えるものもありました。
全部読み終わった後は、暑い夏の夜、いくつかの珍しいカクテルを試した後の気分でした。
あ、なるほど、そういう意味でも『東京ナイトクラブ』でしたね。

2011年7月20日水曜日

吉田拓郎の「夏休み」は原爆の被害のメッセージソングというのは、本当?

【今日の一言】
そんな話きいたことはないけど……。


僕は、「出身はどこですか?」と訊ねられると「広島フォーク村です」と答えることがあります。

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、広島フォーク村とは、1968年に作られたアマチュアのフォークソングサークルで、吉田拓郎を中心に音楽活動を進めていた団体です。浜田省吾や村下孝蔵、原田真二なども在籍していました。
僕はフォーク村とは全く関係ないのですが、とりあえず広島フォーク村とか答えてみるわけです。40代の人でもほとんど「何ですか、それは」って感じでキョトンとする程度。

しかし僕は、広島フォーク村の中心人物だった吉田拓郎に多大なる影響を受けています。姉がもろ影響を受けて、姉貴経由で僕も影響を受けたわけです。

今日は、拓郎の影響の話ではなく、
『元気です』という拓郎の代表的なアルバムの中に収録された、「夏休み」という楽曲の話です。

僕も大好きな曲です。子供の頃の夏休みの情景を歌ったセンチメンタルな曲だと思っていました。
というか今でも思っています。

夏休み - 一瞬の夏
吉田拓郎¥ 2,061 (11% OFF)

ところが、吉田拓郎の夏休みが、原爆に対するメッセージソングという話しがネット上で広まっています。

麦わら帽子は もう消えた
たんぼの蛙は もう消えた
それでも待ってる 夏休み
姉さん先生 もういない
きれいな先生 もういない
それでも待ってる 夏休み
絵日記つけてた 夏休み
花火を買ってた 夏休み
指おり待ってた 夏休み

畑のとんぼは どこ行った
あの時逃がして あげたのに
ひとりで待ってる 夏休み

すいかを食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み
ひまわり 夕立 せみの声


僕が子どもの頃の夏休みは、麦わら帽子をかぶり、たんぼでは蛙が鳴いて、蛙釣りをしたり、確かにきれいな先生がいたし、絵日記は付けなかったけど、花火は買ってもらって、指折り待っていたし、塩辛蜻蛉を追いかけたし、スイカは贅沢だったけどたまに食べたし、水撒きはオヤジに言いつけられてやったし、ひまわりが咲いていて、夕立が降って、セミがうるさかった。
で、これらの夏休みの情景がなくなった、って歌っているのですよ。

僕は拓郎の夏休みは、僕たちが子供の頃の夏休みが、経済が肥大化してくるとともに、また僕ら自身が大人になるとともに消えていった、という歌だと思っています。

が、これが反原爆のメッセージソングだという人がいます。僕は違うと思います。吉田拓郎は、現時点(2011年7月19日23時59分)でこの件に着いては発表してないし。

ただ、確かに原爆で失われた風景、と解釈することもできます。そして、福島の子どもたちの今の状況は、拓郎の夏休みに歌われている内容と同じに感じます。
いや、福島の子どもたちだけではないでしょう。日本の子どもたちは、心から安心して外で遊べないし、海で泳げないのです。

原爆と原発の違いはありますが、子どもたちの夏休みが奪われたのは同じです。

原子力は、やはり人間が扱うものではないのです。人間の能力を超えています。人間はミスをします。そしてそのミスが、日本を、地球を滅ぼしてしまうのです。
日本が消滅するくらいの、世界が消滅するくらいの原発を抱えている現状を、僕たちは真摯に捉えてなければならないと思います。

話しがちょっと原発寄りになりすぎました。

吉田拓郎の夏休み。
いろんな意味で、今、聴いてみたい楽曲です。

2011年7月18日月曜日

なでしこジャパン ワールドカップ 初優勝

【今日の一言】
やったー!!!

こんなこともあるんだなぁ。というのがワールドカップの決勝をナデシコが制覇した瞬間感じたことでした。

もちろんすっごく嬉しくて、佐々木監督と澤主将を中心に、必死で練習し、ゲームでも頭脳をめぐらし身体のチカラを振り絞っていました。
しかし、率直な感想は、アメリカは本当に強かった。実力からすると随分差があったように感じました。
アメリカが勝っても何の不思議もないゲームでした。
アメリカの最後の詰めが甘かったといえばそうなのかもしれません。あれだけのチャンスを決めなければ、勝利の女神の気持ちも変わってしまうのでしょう。

佐々木 則夫¥ 1,260

モーガンのカウンターに対して、宮間選手の泥臭いしかし技ありのアウトサイドゴール。
そして延長線前半のワンバックのヘッド。それまで前掛かりだったヘディングポイントを少し後ろにずらし、日本のディフェンスのマークをズラしてズドンと一発決められてしまいました。シンプルですが計算されてヘディング。
もう終わりか……と諦めかけたら、澤が、超絶技巧のシュート。得点王、MVPにふさわしいシュートでした。

PKの1本目をキーパーが止めたとき、既に勝利は確定したようなものだったのでしょう。
あれほどたくましく見えたアメリカの選手のオーラが、PKになったら消えてしまいました。唯一ワンバックを残して。

正直、日本よりはるか上を行く実力を持ったアメリカに対して、執念で勝ちとった勝利。女神が微笑んでくれた勝利なのでしょう。

こんなことも、あるんだなぁ。

そして、サッカーって、面白いなぁ。

2011年7月14日木曜日

『真夏の出来事』  暑い夏だから、より素敵な曲に聞こえてきます。   昭和の名曲シリーズ  その2

【今日の一言】
暑いけど、こんな歌聴いてると、気持ちいいよね。

【今日のもう一言】
ちなみに、「昭和の名曲シリーズ その1」は、岡崎友紀の「私は忘れない」です。こちらも読んでくださいね。



「真夏の出来事」歌うは平山三紀。



真夏の出来事 - 平山三紀 ベスト・ヒット・アルバム
平山みき¥ 2,069 (6% OFF)

やっぱりこの歌は、夏しか似合わない。しかも暑い夏。
つまり、今年の夏ほど、「真夏の出来事」が似合う夏はない。

僕は今年の夏は、先日このブログにも書いたように、ノスタルジックな夏の過ごし方をする、と決めているので、
大きめのグラスに冷やしたサンテペグリノを満たして、ゆっくり飲みながら、「真夏の出来事」をきいたりしてみます。
Sanpellegrino(サンペレグリノ)¥ 1,536 (59% OFF)

それにしても、平山三紀のヴォーカルは魅力的ですね。独特の声、そして微妙なフェイク。うまい!