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2013年1月22日火曜日

インフレターゲット2%政策 さて、ブラックな社会に通用するか?

安倍晋三がインフレターゲットを2%にして、いろいろ政策をやっています。
何しろデフレから脱却したいとい、と言う気持ちはわかりますが。が……。

僕は、インフレに向けてどうこうする、という発想自体が?です。

インフレにする、ということはシンプルに言えば円をたくさん供給する、ということ。
円がたくさん出回るから、銀行も企業に貸して、企業も投資して、利益を上げて、その利益分のいくらかを従業員に多めに支払って
従業員がいろいろ消費する。すると企業が儲かって……という計算なんですよね。
すると税金もたくさん財務省に入る、と。

いかにも古いし、突っ込みどころ満載だと思うのですが、
僕の一番の疑問は、会社は儲かっても従業員の給料は上げないだろうな、ということ。
(実際、経団連はベースアップを凍結と言ってるし、私の周りにも、この1月から給料が更に下がった人がたくさんいる)
安倍晋三は、従業員の給料を増やしたところには税金の優遇措置を取る、と言っていて、これはいい政策だとは思いますが
それでも会社は内部留保を進めるでしょう。
今、日本の多くの会社がブラック化しています。従業員や下請けの会社に働かせるだけ働かせて、給料や支払額は上げない。いや、むしろ下げるという、そこそこ有名な会社でも、マジにブラック化しています。
(気づいてない従業員の人も多いですが、オタクの会社、ブラック化してませんか?)

万が一、安倍晋三の政策が当たって、会社が従業員の給料を一時的に増額したとしても、従業員は決して支出を増やさないでしょう。大して価値が高まることはないのは知りながらも、貯金すると思います。
だって、いつ、クビをきられるかわからないですから。
退職金がまともに出ないのも知っています。いい業績を残しても、給料が上がらないのも知っています。ブラックですよブラック。

さらに、年金だってもう出ないじゃん。消費税とか上げるだけ上げて、返さない。あ、日本自体がブラックになってるんですね……。

年金問題を解決する方法は、現在の賦課方式をやめて積立方式を採用すること。
これでみんな安心します。これなら消費も少しは伸びるかな、と思いますが、どうもこの議論がなされない。
全開の衆議院議員の選挙の時も、どこの政党も話をしない・どうして?
これって、誰かが、財務省とかが緘口令を敷いているのでしょうか?

百姓は、生かさぬように、殺さぬように。by徳川家康。

◯◯は、生かさぬように、殺さぬように。 何時の時代も同じなのでしょうか。

インフレターゲットによって、円安になっています。
儲かるのは輸出で利益を上げている企業だけ。これから、ガソリンも電気代も上がります。生かさぬように、殺さぬようにという政策のもと、必死で家族のために、ブラック企業に務めているお父さんやお母さんたちは、そろそろ本当に死んでしまいます。

希望の国はないのか? いや、あるんです。あるんですが、それを大きく邪魔する存在があるのです。
それは何か。

その邪魔するものに関して言及すると、いろんなところから、圧力がかかってくるんですよね、マジで。

もう終わってるんですよ、ブラックなんですよ、日本は。

そして始まっているんです、新しい日本も。

でも、新しい日本を邪魔する、スーパーブラックの存在が……。


2013年1月12日土曜日

愛は勝つ

 愛は勝つ

【今日の一言】
愛って、何だよ。
 


たけしとジャン・レノが下手くそな掛け合いをするテレビCM。
たけしが
「愛は勝つ」って歌、当時はバカにしていたけど、今は「愛は勝つ」と思うようになった。
とかそんな会話をするのですが。

「愛は勝つ」の楽曲を知らない若い人たちが多くいるんですよね。
ということで、
これが「愛は勝つ」です。

        



















アイチューンでダウンロードできますよ。
  ⇓

KANというミュージシャンの楽曲です。
「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の挿入歌でブレイク、オリコンでは8週連続1位、200万枚を突破したセールスを記録しているそうです。
レコード大賞も受賞、KANは紅白にも出演しているのですね。

愛は勝つ。

じゃあ、愛って何? 恋とはちがうよね。 何に勝つの? お金?……。
シンプルな歌(メロディーも歌詞も)大好きな楽曲の一つですが、いろいろ考えさせられるが楽曲でもあります。

ザ・プレミアムベスト KAN
KAN
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2013年1月9日水曜日

着るだけで巨乳になるTシャツ

      

着るだけで巨乳になるTシャツ。
「妄想マッピング-赤いブラTシャツ」を
このサイトの上部の黄色いバナー「遊べる本屋 ヴィレッジヴァンガード」の通販サイトだけで販売しているそうです。

意外と女性に人気があるそうです。
面白いことを考える人がいるもんですね。



末法の世 それが今

食材が腐っていたら、どんな三ツ星シェフでも、美味しい料理はできやしない。
いや、それ以前の問題だ。

今、がまさにそういう時なのですね。

1月5日のエントリーで、「ニッポンのジレンマ」に関して書きました。今日はその件について、もう少し詳しく書こうと思います。

宇野常寛が看破した。まさに末法の世なのだと

今年の「ニッポンのジレンマ」で注目スべきパネラーは二人。
宇野常寛と猪子寿之。
特に宇野さんは今回キレキレだった。
後一人、早稲田の先生がいて、この方もよかった。

他の人は全然ダメでした。何がダメかというと、ダメな人の多くが、腐った食材の世界でどうするか、という話しでしたし、女子に至っては(特にウサギのキャラクターのニックネームがついた人)は、自己実現的なやすっぽい話に終始していました。

猪子寿之                宇野常寛

 


さて。

宇野常寛さんは、大河ドラマの「平家物語」と比べつつ、論を展開していました。
清盛は、腐ってしまった貴族社会を何とかしようとして貴族に近づいたけど、失敗。
頼朝は、貴族社会は腐ってるから、新しいところで新しい制度を勝手に立ち上げ、そこに人が集まって新しい時代を築いた。ということ。
今の、多くの人がこれが日本だ、と思っている社会を、平家物語に沿って、まさに末法の世、とも言っていました。そしてそこに強く同意していたのが、あるいは実感していたのがチームラボの猪子寿之。

今、政治家や企業、あるいは私たちが生活するとき、腐っている方で何かしてもしょうがない、ということなのです。

すでに、新しい世界はでき始めていて、宇野さんは、コミケを例に持ちだして、既に恐ろしいほどの大イベントがそこにあるのに腐った世界の人達はそこに全く着目しない。あるいは、法律を解釈してそこを潰そうとしてくる。というのです。
そうなんだろうな……。
紅白歌合戦が視聴率がよかったって……。そんな腐ったところでよくてどうしたっていうんですか。アフリカと中継してお金かけすぎ? そんなんどうでもいいですよ。初音ミクは、世界的に観られていて、紅白なんか……。

これから時代が変わります。もう、変わっている部分は多くあります。
経団連とか、あの辺の新年会で、大きな会社のエライ人がいろいろ言っていましたが、これは日本がだめになるはずだ、痛切に感じました。
終わってるんですよ、既に。腐ってる。
安倍晋三がいろいろ言ってます。やってます。しかし、絶対に日本はよくならないです。やり方が古いし、結局、既得権を守るだけだと思います。
それから、東京都がオリンピックを招致しようと躍起になっていますが、オリンピックを呼んで元気になろう、と言った考え方が既に古い。古過ぎる。

新世界のこと。そして新世界へ映ることを、絶対的に邪魔するもの

もう、既に新世界が明けようとしているのです。みんなも早く、急いでそっちで仕事をしないと。
では、具体的に、新世界とは何か
これに関しては、今回のエントリーでは申し上げないことにします。少し自分の中でまとまっていないところもあるので。
(近日中には、エントリーします)

しかし、それを邪魔するものが2つある。

一つは、意味のない既得権。
ジャスラックなんて、その典型ですね。このような既得権はあるとき突然崩壊することが予測されます。
大したことないでしょう。
法律を曲げて解釈し、弾圧をかけてくるでしょうが、新世界に人が流れてくれば、それは大丈夫。

しかし、どうしても、新世界の夜明けを邪魔するものがあるのです。これは本当にどうすればいいのか……。
無力感で体も動かなくなります。
それ、なんだと思います?
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原発です。
(いい悪いは別として、事実として邪魔なんです)

次回は、このエントリーに関しては
なぜ、原発が夜明けを邪魔するのか、ヲの理由に触れたいと思います。


宇野常寛さんにTwitterで呼びかけて、
宇野さんの考え方を知るのに何を読めばいいですか?と尋ねた所、
返ってきた答えは
これでした。
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PLANETS vol.8
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評論家・宇野常寛が主宰する総合誌〈PLANETS〉のリニューアル号。

特集「21世紀の〈原理〉――ソーシャルメディア・ゲーミフィケーション・拡張現実」では「情報社会」と「日本的想像力」をキーワードに、猪子寿之、濱野 智史、古川健介(けんすう)といった日本(ガラパゴス)情報社会のエキスパートたちとその本質を抉り、ポテンシャルを引き出す議論を展開。誰も見たことの ない/しかし確実に出現し始めている〈未来〉の姿を描きだします。

また巻末特集「ニッポン開発員会2013」では、安藤美冬、荻上チキ、開沼博、國分功一郎、駒崎弘樹、鈴木謙介、古市憲寿、與那覇潤など各界で活躍する若 手論客たちが結集し、原発、民主主義、社会保障、格差などこの国に山積する課題について全方位的に処方箋を提出します。

ほぼ20代、30代の論客「のみ」で占められた新しい知性の、新しい問題設定に基づく、新しい言論の姿を目に見えるかたちで提示する一冊です。






2013年1月8日火曜日

この世で一番キレイなもの  早川義夫


【今日の一言】
僕は、結構、サルビアの花だなあ。ね。



1月6日、年末年始の休みが終わり、次の朝、4時代に家を出発しなければならず、24時をまわり何となくテレビを見ていたら、NHKで「眠いいね!」という番組をやっていて、宮藤官九郎やピースの又吉が司会をやっているゆるい番組をなにげに見ていたのですが、そこにゲストで登場してきた早川義夫に、最終的にはびっくりした。

早川義夫を全く知らなかった僕は、なんか妙だけど興味深いおじさんだな、と思っていたら、何とスタジオでライブをやるという。
キーボードの前に座ると……衝撃が走った。

テレビから流れてきた歌は「この世で一番キレイなもの」。

……凄い。衝撃。……うまく表現ができないなぁ。
メロディーも歌詞も編曲も、そして歌唱も圧倒される。


この世で一番キレイなもの
早川義夫
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で、いろいろ調べると、ジャックスというバンドをやっていて、とにかく評価されているミュージシャンであることは分かった。

それと僕にとって衝撃的だったのは「サルビアの花」の作曲者だったということ。
サルビアの花は、カバーした人が多く、僕はモトマロのカバーが一番好きでしたが、早川自身が歌っているものを聴くと、全く別の音楽だ。
これは聴き比べてみてください、というようなレベルではないのですね。

結構、今、僕は早川義夫にショックを受けていて、うまく書けないのですが。

「サルビアの花」はもうおそらく40年くらい前の歌。「この世で一番キレイなもの」は20年くらい前の歌。

とにかく凄い。改めてまとめようとは思いますが……。


凄い「サルビアの花」。
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2013年1月5日土曜日

ああ、やっとわかった。選挙に行って白票を入れることに関する違和感の正体が。そして僕の役割が


2012年12月、衆議院選挙に行きたくなかった(行かなかったし)

この前の衆議院議員選挙(2012年12月)には、全く投票しに行く気になれなかった。
選挙なんて、行っても意味が無いとかなり強く感じた。
なぜ……。
もちろん政治に関心がないわけではない。しかし投票したい人物や政党が全く見つからなかった。いや、一人だけはいたのだけど、投票する、という行為そのものが嫌だったのだ。

僕の周囲の友人や先輩方は「入れたい政党がなければ、白票を投票するべきだ」といった内容の意見を僕ににくれた。
Twitterでつながりがある人たちからも、おおかた同じ意見をもらった。
「選挙に行かなければ、政治に文句を言う権利はない」という激しい意見を僕にする人もいた。

最後に紹介した暴言は別として、多くの人の言うことは、至極まっとうだった。
まっとうだと思いながらも、選挙に行って白票を投じる違和感は最後まであり、結局、選挙に行かなかった。

選挙の結果は、みなさんも御存知の通り、民主の惨敗、自民の歴史的勝利。

しかし、もう、政権途中から機能しなくなっていた詐欺集団の民主党のことはどうでもいいんだけど、自民党だって、歴史的大敗をした前々回の得票数より、比例区は少なくなっている。
今回の選挙で、自民党を支持している人が増えたわけでは決してないことは、みんな知っておくべきだ。

さて、話を選挙の投票に戻そう。

選挙に行かないことは、本当に悪いことなのか?

今回の投票率の低さは、これもまた歴史的だという。
テレビをたまに見ると「投票率の低さは目を覆うほど」とか「投票率を高くする工夫をするべきだ、例えば投票すると税金が安くなるとか」といった意見があった。
特に後者の税金云々の意見に対しては、本当に嫌悪感が走った。意見をいった当人は良いアイデアだと思ったのだろうけど。

改めて、僕はなぜ、選挙に行って白票を投じずに、あえて選挙に行かなかったのだろう。僕の中の感覚が、そっちのほうが正しいよ、といってくれているような気がしたんだ。
でもなんでそうなんだろう……。ある程度のことはわかりかけていたんだけど、はっきりと自分で肚には落ちていなかった。

そうか、選挙に行って政治を変えようという考えは、やっぱり間違ってるんだ

少し話が変わるけど、興味のある人は続けて読んで欲しい。

今年の1月2日(2013年)、去年につづいてNHKの教育テレビ(Eテレというらしんだけど、ちょっと……)の「ニッポンのジレンマ」を見た。
去年は、この番組で討論されたことがとてもエキサイティングで強く刺激を受けた記憶がある。
ところが、今年はどうだ。
「仕事の仕方」がテーマだったからというのもあるかもしれないが、自己実現系の話が多かった。まるで本屋のビジネス書のコーナーに置いてあるような内容。私はこうしてフリーになりました……特に女性のパネラーの意見は勘違いも甚だしく、今年はダメだなとずっと感じてた。
期待の猪子寿之さんも「法律を無くしてくれ、僕たちはいつ、法律にやられるか怯えながら毎日を暮らしているんだ」というちょっと訳の分かんないことを強く主張する。
今年はダメだな、と感じて、もうつまんないな、と思ったその時、宇野常寛さんの発言があった。

彼はNHKの大河ドラマ「平清盛」のことを持ちだして「視聴率は悪いかもしれないけど、すごく僕は感情移入して毎回涙する」といった趣旨のことを話したあとに
「平清盛は、貴族政治が腐ってしまったのをよくわかっていたので、貴族の世界に入って、そのシステムの中で日本を立て直そうとした。しかしそれではだめだったんだ。結局、源頼朝が、貴族の世界とは全く切り離された武士の制度を、いわば勝手に始めちゃったんだ。しかも京から遠い鎌倉で。守護とか地頭とかの制度。結局、今までの中で戦っても勝てなくて、それを無視して全く新しいことを始めた奴が勝っちゃった。平清盛はそういうドラマですよ」と続けた。

この瞬間、僕は生まれて初めて、目から鱗が落ちる体験をした。

「ああ、そうだったのか。僕が選挙に行って白票を投じるということは、清盛が貴族の中に入って貴族社会を変えようとしたのと同じなんだ。だから虚しさと嫌悪感があるのか」
(付け加えれば、選挙後、安倍晋太郎をはじめとする自民党の政治家、民主党の政治家、あ、公明党も含め、少なくともまだ存在感を感じることができる政治家の顔を見るのも嫌になった。)

つまり、今の日本の制度は、極端な言い方をすると85%くらい腐ってるんですよ。賞味期限が切れてるんですよ。
その腐っている制度の中に、国会も、政党も、選挙も全部入っているのですね、きっと。
僕は腐った制度の中に取り込まれるのはいやなのですよ。

宇野常寛さんの発言を通して、さっきの猪子寿之さんの「いつ法律にすぶされるか、怯えながら仕事雨をしている」という発言も、よく理解できるようになりました。猪子さんは、既に、ある程度新しいところでビジネスを展開して行っているのです。ところが、旧来の腐った日本の制度が、その新しいフィールドを許さないのですね。それは貴族が頼朝を潰そうとするのと同じなのです。
そうなんだよ、猪子さんはやっぱり新しい所で進んでいるんだよ。

新世界は、今の世界の外に作る

これから僕は、新しいところで生きて行こうと思います。
それは海外に行く事ではないような気がします。でも、何となく方向は見えてきました。自分の役割も見えてきました。
さあ、行くかな……新しいところへ。
どこかって? さあ……。でも、だいたい検討はついているんですけどね。