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2010年5月31日月曜日

アリス イン ワンダーランド  ぜひ、たくさんの女子たちに見て欲しい(多少のネタバレ注意)

アリス イン ワンダーランドを見てきました。

なかなか面白かったですね。

何が面白かったかというと、
地上にいるアリスの考え方と行動。

地下のアリスは、別に
面白いとは思いませんでした。
あまりにもご都合主義だし
白い女王と赤い女王のコントラストが単純すぎる。
白い女王の吹き替えをした、深田恭子は最低。

でも、地上のアリスは面白い。

特に、穴に落ちて地上に戻ってからのアリスは見もの。
貴族社会に浴びせる言葉が気持ちいい。
貴族社会は何のアナロジーなのか、それは見た人しだい、というところでしょう。

吹き替えで見たので、気風のよさがその分割り引かれているのかもしれません。
もっと気風のいいアリスを見たかったのですが。

でも、地上に帰ってきたアリスは、本当にかっこよかったですよ。
ここのカタルシスはもっとたくさん感じさせてもらいたかったですけどね。
貴族社会というどうしようもない古い因習を前にして、
最後にかっこよく踊るアリスは、
伏線がしっかり効いていて、超かっこいいです。
このダンスを見るときが、一番のカタルシスかな。

話は大きく変わりますが、
今の時代、男性に経済的に依存して生きるのは、
女性にとってとてもリスクがあることだと思うのです。

確かに女性は、子どもを生んで育てなければなりません。
これはとても大切で大変なこと。
かつては、女性がしっかり産んでしっかり育てる、
男性が稼いでくる、という図式がひとつの家庭で理想的なモデルだったのかもしれません。
でも今は違う。

どちらが幸せな時代かは、僕にはわかりませんが、間違いなく、今は、女子もしっかり経済的に自立するべき時代なのです。
専業主婦のいかにリスクの高いことか。

アリス・イン・ワンダーランドは、これから社会に出て行く女子に、ぜひ見て欲しい一本です。


アリス・イン・ワンダーランド (竹書房文庫)
脚本 リンダウールヴァートン
竹書房
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5 幻想的でカラフルでダーク
5 原作を超えた世界観に感動しました!オススメの一冊。



アリス・イン・ワンダーランドはDVDはまだなので
ティム・バートンとジョニー・ディップのコンビといえば
これこれ!!!!
シザーハンズ (特別編) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2009-11-20)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 大人のファンタジー。ピュアなジョニーに胸が痛くなる
5 冬に見たいファンタジー

2010年5月29日土曜日

日本三大がっかり。観光地は……、そしてもうひとつの日本三大がっかりは……

よく、「三大○○」とか言いますよね。日本だけかもしれないし、世界的に、三つのものを並べることがあるのかもしれないし。

日本三景といえば、安芸の宮島、松島、天橋立。世界三大料理というと、フランス料理、中華料理、トルコ料理。
まあ、いろいろありますよね。

逆に、観光地の世界三大がっかり、日本三大がっかりって、知ってますか?

世界三大がっかりは、デンマーク・コペンハーゲンの人魚姫、シンガポールのマーライオン、後ひとつは忘れました。ブリュッセルの小便小僧かな……。


じゃあ、日本の三大がっかり、って知ってる?
と、数ヶ月前に、当時、小学校4年生の息子に質問したのです。

すると
「そんなの簡単だよ。
 安倍晋三、福田康夫、麻生太郎」

わが息子ながら、見事。

そして今、日本四大がっかりになりそうな感じなんですけど、大丈夫ですかね、鳩山さん。


※ちなみに、日本の三大がっかりは
札幌時計台、高知のはりまや橋、沖縄首里城の守礼の門ですが、
札幌の時計台は、私はがっかりしませんでしたし、守礼の門は、首里城が復元され、とっても魅力的な観光地になっています。何しろ世界遺産ですし。はりまや橋も、実は、観光客にがっかりされやいよう、何度も作り直されているようです。
がんばれ、日本の観光地!!!

2010年5月27日木曜日

小島慶子のキラキラ ポッドキャストで聴いてみよう

最近、ラジオを聴いています。
FMではなく、AM。しかも真昼間の13時から放送されているTBS。
あまりご存じない方も多いだろうな。

小島慶子のキラ☆キラ、という番組です。

ポッドキャストで聴いていたのですが、ラジオのサイマル化が進み、
インターネットでも聴けるようになったので、時間のある日はライブで聴くこともあります。

ポッドキャストは、面白いところだけが聴けて効率的なのですが、著作権の関係で
紹介された音楽は聴くことができず、そこが残念です。

ツイッターは
kirakira954

興味のある方は、聴いて見て下さい。
小島慶子の相手をするパートナーは
神足裕司、水道橋博士、ビビル大木、宇多丸、ピエール瀧。
それぞれが日替わりで(曜日は忘れた)トークの相手を務め
また、レギュラーコメンテーターのコーナーも面白い。

絶対、あなたの何かを豊かにしてくれると思います。

ぜひ、お勧めです。

パートナーの一人、ライムスター宇多丸さんのDVD。
キングオブステージ、と称されています。
KING OF STAGE Vol.7~メイドインジャパン at 日本武道館~ [DVD]
キューンレコード (2007-12-05)
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おすすめ度の平均: 4.5
5 神ライムスター☆☆
5 輝くおじさん達!!
5 笑いと涙の37曲
5 間違いない!
5 良いッスよ!!

2010年5月26日水曜日

『稼げる超ソーシャルフィルタリング』  青志社  堀江貴文

この本が1000円するというのは、正直高い。

内容は、ツイッターとグーグルのジーメールとアイフォンなどの具体的な使い方の本。

僕は、これらの内容はほぼ知っていたので、読む必要はなかったです。

しかし、ツイッターの使い方がよくわからなくって、これからやってみたい、
とか、ジーメールの使い方をもっと把握したい、と言う人には
いいかもしれません。

しかしまあ、1000円は高いかな。

読むのだったら
アマゾンマーケットプレイスがいいでしょう。

稼げる 超ソーシャルフィルタリング
堀江貴文
青志社
売り上げランキング: 315
おすすめ度の平均: 3.0
2 当たり前のこと
3 もしあなたが以下に当てはまれば読んでもいいかも
1 またせこいことしやがって
4 間違いのない一冊
4 TwitterとiPadの話は参考になるかも

2010年5月25日火曜日

岡田武史……日本代表の迷走 目的と戦略の重要性

いろんなニュースが取り上げてるし、サッカー関係のブログでもいろいろ書かれているでしょうけど、
でも、もうあんまり書きたくもなくなったなあ。

長友はよくやっていた。森本は次回のワールドカップに可能性を感じさせてくれた。
俊介は、どうしたんだろう。
岡田監督は結局何がやりたいのか、よくわからなかった。

複数人で何かをしようとするとき、異なった才能が集まって、ひとつのことをしようとするとき
大切なのは、目的と戦略だ。

目的がないと、戦略は建てようがない。戦略がなければ目標は達成できない。

岡田監督は、目標設定でまず、ミスをした。しかも決定的なミスを。

ベスト4。

目標というのは、達成できる可能性をどこかで感じるものでなければならないと思う。
相当困難な目標であっても、達成できる可能性をひとかけらでも感じることができるなら、それは目標になる。
しかし、ワールドカップのベスト4というのは、正直、可能性のかけらもない。
過去の戦いで、ベスト4に進出することができた国を確認して欲しい。
日本の代表が、ワールドカップベスト4を目指す、というのが、いかに暴論か、サッカーの知らない人が言うことががわかるだろう。

達成できる可能性がないものは、目標にはならない。

だから岡田監督率いる代表は、目標無しで、スタートしたも同然なのだ。

この時点で、岡田監督は終わっていたのだ。

目標がないと、戦略も建てようがない。

かくして、何をやればいいのか、さっぱりわからない代表たちは、日に日に弱体化してしまい、
昨日のような、情けない試合の結果につながったのだ。

日本サッカー協会は、岡田監督が「ベスト4」といった時点で解任すべきでした。


さて、話は少し変わりますが、今、私が担当している仕事の中に、よく似た状況のものがあります。

私はテレビのCMを中心にしたマーケティング関係の仕事をしていますが
クライアントの目標設定とそこにいたる戦略というか戦術も含めての指示が
まったく納得できないのです。
自分の数少ない成功体験に固執して、失敗するのは目に見えているのに、それをやらなければならい。

これは結構、厳しいものです。
指示を出すものが、馬鹿だと、そのディレクションに従わなければならないものは
モチベーションも上がりません。
わざわざ失敗するために、自分の能力を発揮するやつはいませんよ。

今の代表も、そんなところなのでしょうか。

それにしても、昨日、進退伺いするなんて、何なんでしょうか、岡田監督。


この本、いろいろご意見はあるでしょうが、ワールドカップが始まる前に、
ぜひ読んでおきたい1冊です。
JAPANサッカーに明日はあるか (文春文庫)
熊崎 敬
文藝春秋
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2010年5月21日金曜日

宮崎県 口蹄疫の問題について

以下に紹介する文章は、
楽天の三木谷さんが、ご自分のツイッターで紹介されていたものです。
早川伸吾さんというのは、そのまんま東の弟子で、彼の元に寄せられた
宮崎県の畜産農家のメールです。
ご紹介します。
http://www.twitlonger.com/show/19hh27

それにしても、
バカなマスコミと記者と
官僚と馬鹿政治家のやることときたら、本当にいやになります。


(ここから)
今一番ありがたいのはこの現状を知ってもらうこと世論で政府を動かすしかもう手が無いんです。


消毒剤が圧倒的に足りません。

人手も圧倒的に足りません。

政府は"現場スタッフを国としても確保している"と発表してますが、一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。
九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。

農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触ることも出来ない、
追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。
昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の700人体勢に。

それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。
県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。

保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6~21時の重労働。爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、

それでも必死になって戦ってます。

知人の旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張って
くれてます。

ホントに感謝しています。

それでも全然処分が追い付かないんです。

今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。

今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。

感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。感染拡大が止まりません。

4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。

全て殺されてしまう。それでも弱れば排出するウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。

でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。

死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、
それでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。

消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。

そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです。

また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症が疑われる農場の検査も出来ず、テレビや報道では50件80000頭となっていますが、俺が把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。

とにかく人手が足りないんです。

もう殺処分が追い付かないんです。首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。

「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」とか言っ
てる場合じゃないんです!!

ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、
しかも大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」
とか言ってますが、
その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。

皆さんにお願いです。

とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。

もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。

資材機材も、人手も、予算も…

もう国に頼るしかないんです。

よろしくお願いします。
(ここまで)

2010年5月19日水曜日

メディアではなく、スペースという感覚   その2

さて、前記事では、テレビ業界の凋落とお父さんの役割について、書いたけど、今日は、メディアに対する考え方。

よく広告代理店の人は(というか私もそうなんですが)テレビや新聞、雑誌などを、メディア、と呼びます。
で、実は、メディアととらえる感覚が、時代とずれていると感じてしまいます。

テレビやラジオ、新聞、雑誌、これまで、広告媒体とされていたものは、もはや媒体ではないのです。
僕は、空間という感覚でとらえています。
まあ、昨今言われるソーシャルメディアという感じなのかもしれませんが、やっぱりメディアじゃないと思うんだよな。
メディアって、すごく偉そうな考え方ですよね。

私たちが持っているすばらしい情報を、メディアを通じて皆さんにお届けしましょう、といった感じ。
俺たちが作った情報を、メディアを通して発信し、大衆をコントロールする、といったイメージです。

テレビや新聞って、すごいよな、と大衆が感じていた時代はそれでよかったのです。ジャイアンツのナイターや水戸黄門が高い視聴率を誇っていた頃は、それはそれで、みんなそう思ってて、マスコミを信じていたわけですよ。
マスコミは憧れの存在的なところもありました。

テレビや新聞、大手の雑誌は偉い。大衆はそれらから発信される情報を、ありがたく拝聴する、これが日本の情報の流れの構造でした。

そして、新聞やテレビは、政治家や官僚、一部の金持ちに牛耳られ、本当かどうか知らないけど、上杉隆氏の週刊ポストの記事によると、官房機密費までマスコミは食らわされ、政治家や官僚に飼いならされ、そんな腐った権力に組み込まれたマスコミの情報を、大衆は鵜呑みにしていたのです。

が、時代は変わりました。

みんなで水戸黄門を見る時代は終わりました。ジャイアンツのナイターも見ませんよ。東京ドームもガラガラです。関係ない話だけど、野球は青空の下でやるもので、商業中心のドームの野球なんて、何も感じないですよ。

話を元に戻すと、時代が変わったとは、具体的にどういうことか。

それは、みんな、インターネットを手に入れた、ということです。

インターネットを手に入れた、特に最近のネットの世界では、情報の流れの構造がまったく変わってきています。
もう、権力に寄った情報だけを鵜呑みにする時代は終わったのです。

と、ここまで書いて、次の仕事に行かなければ行けなくなってしまった。
この続きは、また次のアップで。

テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
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2010年5月18日火曜日

メディアではなく、スペースという感覚   その1

私は広告業界に勤めているけど、既存の広告媒体の凋落といったら、逆にすごい。
昨日書いた、水戸黄門がいい例だけど、かつてはあれだけの視聴率を誇ってテレビ業界に君臨していた番組が、今はたくさんあるコンテンツの中の、まあまあいいもののひとつに成り下がっている。
ジャイアンツの野球中継もしかり。私が子どもの頃は、8時から始まる(当時は8時からだったような記憶がある。それが7時半になり7時からになったような……)野球中継(野球中継といえばジャイアンツ戦)を、お父さんが枝豆をつまみにビールを飲む、そういう家庭の風景が共通認識としてあった。テレビ局だって、夏は野球を中継していればよかった時代があった。

しかし、そういう時代は確実に終わった。
実際、8時に家に帰ってこれるお父さんは、日本中でどれくらいいるのだろう。明日のことを考えずに、8時からビールを飲めるお父さんは、本当に今の日本にいるのだろうか。

そこそこの会社に所属していれば、一生安泰の時代は終わった。自分で生きていかないと、つまり稼ぐ手立てを考えないと、生活ができなくなるのだ。

今、私たちは、進化を問われている。これからの時代に生き残れることができるのか?

最強の者が残るのではなく、最適のものが残る。これはダーゥインにひらめいたひとつの真実だと思う。

これからの時代に適応していかないと、家庭ひとつを運営することも、いや、自分ひとりが生きていくことさえも、難しい時代なのだ。

具体的には、何をするべきなのか。一人ひとりの答えは違うと思うが、ヒントはいろいろなところにある。考えながら走るしかない。僕にはいつも、オシム監督のこの言葉が頭を駆け巡る。

と、いつもの調子で、タイトルの「メディアではなく、スペースという感覚」のテーマまで、たどり着きませんでした。申し訳ないですが、それはまた次回に。

2010年5月17日月曜日

水戸黄門の助さん格さんに、的場浩司と東幹久

なるほど、そうきたか。次回シリーズの水戸黄門の話。

佐々木助三郎役に東幹久(40)、渥美格之進役に的場浩司(41)を起用する、とのこと。

かつては国民的人気番組だった「水戸黄門」も、正直、厳しいところにきていますよね。
1979年の2月5日放送の第9部の最終回は、なんと、視聴率43.7%を記録したそうですが、残念ながら、現在は、一桁に落ちることもあり、シリーズ平均で10%台前半というのが現状らしい。
しかし、かつての視聴率がすご過ぎるだけで、時代劇で10%台を保っているだけでもすごいと思いますが……。

東幹久と的場浩司は、両名とも、俳優としてこれ以上のブレイクは現状なかなか期待できず、どうすればいいのかな、と悩んでいたところでしょうし、水戸黄門サイドとしても、キャスティングでてこ入れしなければ、これ以上の視聴率は期待できない、という、両者の思惑が一致した、と言っていいでしょう。

しかしですよ、助さん、格さんだけのキャスティング変更では、それほど視聴率アップは望めないでしょう。
やはり、主役の水戸光圀のキャスティングを考えなければ……。

さあ、誰だろう? TBSは、一度、石坂浩司をキャスティングして、痛い目にあっています。しかし、現状の里見浩太朗では、もう限界でしょう。誰だ、誰だ、新しい水戸黄門は……?

キムタクでは若すぎる。武田鉄也? う~ん、貧相で品がない。田村正和は弱そうだし、三宅裕司だと貧相すぎる。
難しいなあ。誰が、視聴率が取れる水戸黄門になれるのだろう……。
陣内孝則?もしかしたら、いい線かもしれません。が、品格はやはりない感じですね。
あ、唐沢寿明。この辺かなあ。
まあ、本人がやるかどうかは別として、まあ、いいキャスティングではないでしょうか。
で、必ずお風呂に入る人が、山口智子? 
彼女はお風呂シーンは絶対にやらないでしょう。自分では好き好んで水着になっるドキュメント番組やってたけど。
どうして人気があるのかわかりませんが(もう無いか)、女優としては、実力ないですから。

あ、全然関係ない話になってしまった。

唐沢寿明、いいですよねえ。
あるいは、後10数年後のガクトとか。

どっちにしても、TBSさんには申し訳ないけど、もう、月曜日の20時に、水戸黄門見ているような暇は無いって。
テレビドラマ水戸黄門 我らが副将軍! 世直し40年 (白夜ムック Vol. 331)
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5 「悪」ありてこその「勧善懲悪」
5 読み応えたっぷり。
5 『テレビドラマ水戸黄門 我らが副将軍! 世直し40年』を動画で紹介!
5 保存資料ですね
5 新メンバーの写真も豊富なのが嬉しい

2010年5月14日金曜日

『アウェーで戦うために―フィジカル・インテンシティ III』 村上龍 光文社 

『アウェーで戦うために―フィジカル・インテンシティ III』 村上龍 光文社

村上龍のサッカーを題材にしたエッセー集。
シリーズですが、僕が呼んだのが、三番目のアウェーで戦うために。
面白い。というか「そうだよな」と思う事が多い。

時代は中田英寿がペルージャからローマへ移籍した頃の話で、セリエAや中田や当時ラッツィオで頑張っていた名波などのプレー、日本のサッカー、特にその頃シドニーオリンピックの予選を戦っていたのでその話など、サッカーを中心にした話が実に面白い。

サッカーのことだけをとらえても、村上龍が展開するエッセイはエキサイティングで、僕のようなサッカー素人は、なるほど、サッカーとはそういうものなのか 、とサッカーに対する知識や楽しみ方を教えてくれるけど、それ以上に楽しめるのが、サッカーを題材にして繰り広げられる、比較文化論であり、現代の日本のが抱える時代とフィットしていなことなどに対する考察の展開であったりする。
サッカー選手、政治家、マスコミ、私たち一人一人。エッセイはこれらを巻き込んで展開していく。
これは僕だけかもしれないけど、エッセイを通じて感じることができる村上龍の考え方には
非常に納得ができる。

もう、ワールドカップまであと少しなのに、なぜ、盛り上がらないのか、フィジカルインテンシーを読むと
よくわかる。

アウェーで戦うために―フィジカル・インテンシティ III
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2010年5月11日火曜日

パッヘルベルベルのカノン

クラシック音楽に関して、専門に勉強してきたわけではないので、本当に私見というか、主観でおはなしをするわけですが、クラシック音楽で、代表的なものをひとつあげろ、といわれると、私は、パッフェルベルのカノンをあげる。

あまりクラシックに詳しくない方は、パッフェルベルなんてきいたことがない、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、パッヘルベルのカノンは、絶対どこかで聞いたことがある曲です。

パッヘルベルのカノン
パッヘルベルのカノン/バロック名曲集
オルフェウス室内管弦楽団
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ね、聞いたことがありますよね。

この楽曲、聴いても飽きないし、美しいメロディーと音の重なりが、心にしみます。

そしてパッヘルベルのカノン、今、私たちがよく聴く曲のベースになっています。

たとえば、山下達郎の「クリスマスイブ」。

パッヘルベルのカノンが、間奏パートでアカペラで流れてくることからも、山下達郎は、パッヘルベルのカノンをベースに作ったんだろうな、と想像できます。
断っておきますが、これはパクリだといっているのではありません。見事に違う曲になっています。

小林明子の「恋に落ちて」。
このメロディーもカノンがベースです。

その他、僕が知っている限りの曲をリストアップすると、
boroの「大阪で生まれた女」
トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」
サザンオールスターズの「yaya、あの時を忘れない」
kuwata bandの「メリー・クリスマス・イン・サマー」

赤い鳥の「翼をください」のさびの部分
チューリップの「心の旅」
岡村孝子の「夢をあきらめないで」のサビの部分
ザードのサビのほとんど
米米クラブの「浪漫飛行」

こうやって列挙してみると、とにかくパッヘルベルのカノンは、
現代の楽曲に多大なる影響を与えているのですね。

僕は、パッヘルベルのカノンと近いコード進行の楽曲で、大好きなのは
やはり「メリー・クリスマス・イン・サマー」。
鎌倉に住んでいたころ、毎日のように聴いて、踊っていました。

あのころ、鎌倉では、確かに、神様が微笑んでいました。
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5 古さを感じさせず飽きのこない名曲
5 神様が紡いだメロディ
5 時代を超えて愛される曲






2010年5月9日日曜日

台形の面積の出し方や円周率を3.14にしたところで何になるんだろう  小学生の授業・学習について考える その1

えっと、数日前に、小学5年生の息子の参観日に行ったのですが……馬鹿な授業をしているなあ、というのが率直な感想です。国語の授業で何をやっていたか、というと、
「しゃべり方」がテーマで、同じ文章でも、語尾を上げると、疑問形になる、そんな授業をやってるんですよ、45分もかけて。
それって、45分もかけることかな。5分でいいんじゃないの? 国語って、そんなこと教えるの? 

ここで、はたと疑問。国語って、何を勉強するものなの?

小学校の勉強って、子供のインテリジェンスとファンタジーを鍛えるためにするものだと思う。
インテリジェンスとは自分で疑問を持ち、問題を分析し、取材し、アナライズして、論理構築し、行動し、解決、あるいは次なる疑問に結びつける。
ファンタジーは、自分の心の中を見つめ、人として(地球や宇宙のダイナミズムの中での)どう生きるべきかを考えたり、インスピレーションを得たりすること。
国語もこの例外にあらず。インテリジェンスとファンタジーを鍛える学習なのです。

もちろん、読み書きの基本は、しっかり身につけさせて上げなければいけません。
しゃべり方も、国語というのであるのならば、それもやらなければならないでしょう。
でも、それが「語尾を上げれば」みたいなことではないと思います。
「しゃべり方」は、「文章を書く力」と密接に関係します。書く力が上がらなければ、しゃべる力も上がりません。
「書く力」は「考える力」と密接に関係します。考える力が上がらなければ、書く力も上がりません。
そして、考える力をアップさせるには
疑問に思う力、疑問を解決するために取材する力、取材の成果も踏まえていろいろなことをアナライズする力、そしてインスピレーション、行動力と
そういう順番に能力が必要になってくるのです。
小学校の授業は(おそらく、高校の授業まで)は、全ての教科で、このような学習が行われるべきなのです。
このプロセスの中で、インテリジェンスもファンタジーも鍛えられていくのです。

で、改めて、語尾を上げると疑問になる、という授業を考えてみると……
う~ん、インテリジェンスもファンタジーも、どちらも鍛えないと思うんだよね。だって、ほぼ、子どもたちが生きていくうえで、
既に獲得していることであり、「語尾を上げると疑問になるよね」と一言言えばよくって、深堀することでもないと思う。

おっと、結構書き込んでしまいました。
じゃあ、どんな国語の勉強がいいのか、この記事のタイトルにした、台形の面積や円周率のことについても書くスペースがなくなってしまった。

続きはまた、次の記事で。


2010年5月8日土曜日

上海万博のテーマソングのパクリ? 日本だってパクッてたジャン

上海万博が始まった。

しかし、私にとっては、万博と言えば、誰がなんと言おうが大阪万博だ。
1970年。私は小学校4年生だった。

おっと、あの頃の話をすると、別の方向で長くなるので、今回はその話ではなくて、
今回のテーマは、パクリ、の話。

上海万博のメインテーマが、岡本真夜の「そのままの君でいて」のパクリで、大問題になった。
パクリはよくない。それは同感です。
まあ、「そのままの君でいて」自体が、何か他の曲に似ているような気もするけど……。
(ジャクソンファイブの「アイル・ビー・ゼア」を聴いてみてください。そっくりだから。
 これは問題にならないの?)




それから岡本真夜は小川菜摘に似ているけど……(これはパクリじゃない)。
岡本真夜小川菜摘


いずれにせよ、中国は著作権の概念がない、とか、
中国の人はパクリ過ぎて困る、といった話がありますが、
私はあまり、日本の人たちがそんなことを言うのはいかがなものか、と思うのです。
実は、日本もパクリ天国だったじゃないですか。

やはり1970年代、日本のポップスの多くは、アメリカでヒットした曲の焼き直しでした。
中にはラテンの名曲のテンポをそのまま遅くしたものもありました。
それでレコード大賞(もう、これ自体に価値がないけど)も受賞してました。
換骨奪胎されていたものあったけど、ほぼ、そのまんま、というのも多かった。
テレビCMやグラフィック広告も、世界の一流のアイデアをそのままいただき、というケースが多かった。
あきらかに、パクッていたのです。

ちょっと話は飛びますが、
小林亜星と服部克久の「どこまでも行こう」と「記念樹」のパクリ論争ですが、どうやって聴いても、これ、パクリでしょう。コード進行はまったく同じ。まあ、コード進行が一緒なのは、たくさんありますが、メロディーラインも、微妙に違うだけでほぼ一緒。
「どこまでも行こう」をよく知らない人が、ちょっと下手に歌うと「記念樹」になる、といった具合です。


最近の例で言うと、浜崎あゆみでしょう。彼女かあるいは彼女のスタッフか。彼女にまつわる全ての表現は、パクリの一言で片付けられます。それをありがたく聴いたり見たりしている人が多かったわけですから、あまり中国に対して、怒ったりするのもどうなんだろう、と思います。

若い方はご存じないかもしれませんが、慶應義塾大学は六大学野球のリーグ戦で、応援にミッキーマウスをマスコットとして使用してましたよ。特に早慶戦では三塁側のスタンドに、大きなミッキーが登場していました。
あれ、実は著作権無視でやってた時代があるのです。一時期、それで使用中止になってました。ディズニーサイドと話がついたのか、その後1980年くらいまでは登場するのですが(正確な年代はわかりませんが、私が早稲田の学生だった頃、間違いなく一塁側から三塁側のミッキーマウスを見ていました)、それ以降、登場しません。これも、慶応の著作権に関する知識のなさが露呈した一件なのです。

私も、仕事で表現に携わっています。コマーシャルを作っているのですが。
いろいろ表現を考えて、いくつかのアイデアが出た後、あれ、この表現って、あのCMに似てるなあ、と気づくことがたまにあります。
別にパクッたわけではないのですが、結果として似てしまったのです。
潜在意識の中に、その元となった表現が残っていたのか、それとも、人間の考えることは、似ている部分があって、そのプロセスの中で似てしまったのか……。
いずれにせよ、私はこういう場合、いくらそのアイデアが面白くても、潔くその案はあきらめます。それが表現者としての義務でもあり、矜持でもあり、いや、当たり前のことでしょう。

さて、結論です。

中国のことをとやかく言う前に、私たちは、もっともっとオリジナリティのある、そして価値のある何かを生み出すべきだということです。
中国のことを笑う、ということは、今の私たちを笑うのと、なんら、変わりはないのです。

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マイケル・ジャクソン&ジャクソン5 ジャクソン5 マイケル・ジャクソン
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4 歌詞つきなのでいい!
5 THIS IS MICHAEL
5 充実した素晴らしいアルバムです
5 なんてのびやかな歌声なんでしょう
5 ありがとう