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2011年11月17日木曜日

由紀さおりは、夜明けのスキャットが有名ですが、僕は「ルームライト」が好きでした。……昭和の名曲シリーズ その4

由紀さおりは、夜明けのスキャットが有名ですが、僕は「ルーム・ライト」が好きでした。

【今日のひとこと】
サウンド・オブ・サイレンスがベースになっていると言う声もありますが……じゃあ、ルーム・ライトは……

昭和の名曲シリーズ

由紀さおりが、何十年かぶりにオリコンチャートに入ったそうだ。

オリジナルコンフィデンスが発表する音楽チャートがどこまで信憑性があるのか知りませんが、何でも由紀さおりが欧米で売れていて、日本に逆輸入ということらしい。

アメリカのオレゴン州ポートランドヲ拠点に活動しているジャズオーケストラの
ピンク・マルティーニ」との共演アルバム「1969」。

 ⇓ この「1969」がヒットしているのです。
ピンク・マティーニ¥ 3,000

由紀さおりは元々が童謡歌手で、歌謡界に由紀さおりとしてデビューして、夜明けのスキャットでいきなりヒットを飛ばした。

それはもう、歌詞のほとんどがスキャットという、あまりにも斬新な楽曲だった。おそらくこれ、作詞家の時間がなかったというのが真相だったりするのでしょうが、メロディーラインが美しく、バイオリンのピチカート(だと思うけど)から始まる伴奏と由紀さおりの透明感があるのにしっかりした声のヴォーカルと一緒にだんだん盛り上がっていく感じは、なかなか聴かせる力を持っていた。

歌詞ではなく、スキャットだったから、メロディーと伴奏が入りやすかったんですね。

8時だよ、全員集合!! にもよく出演していて、コントを一生懸命やっている姿も好感度が持てた。

夜明けのスキャットも面白い楽曲だったけど、「ルーム・ライト」もよかったなあ。

作詞は岡本おさみ  そして作曲は、第一次全盛期の吉田拓郎。ゴールデンコンビですね。
拓郎らしいメロディーを由紀さおりが歌い、なかなか大人の歌に仕上がっていた。
残念ながら、ルームライトは大ヒットの兆しを見せたところで、吉田拓郎が不祥事を起こし、由紀さおりはこの楽曲を封印してしまった。
今聴いても、いい歌ですよ。

 ⇓ちょっとノイズが入っていますが、ライブのほうが雰囲気があるので、ぜひ御覧ください。

 ⇓ 吉田拓郎ヴァージョン。伝説のライブ73から。これは本当にすごいライブだったなあ。「旅の宿」からMC、わからない歌、最後に「ルーム・ライト」。これも面白いよ。
確かに似てる。面白い(この意味は、ユーチューブを見てもらうとわかります)

ご存知のように、由紀さおりはその後、実のお姉さんの安田祥子とこちらもゴールデンコンビを組んで、見事なハーモニーを響かせる。
今でもその活動は続いていて、世界から天使の歌声と評されているんですね。

結局、由紀さおりは、歌唱にオリジナリティがあるんでしょうね。
彼女しか表現できない世界が確かにあります。

宇多田ヒカルが登場してから、日本の音楽シーンにR&Bを上手に歌う人は増えたけど、オリジナリティを感じられる人はそれほどいない気がします。

歌手は表現者ですから(そりゃ、誰しも表現者ですけどね)、やはりオリジナリティがなければだめなのですね。

今回の由紀さおりのチャートインをきっかけに、そんなことを思いました。

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