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2011年11月23日水曜日

立川談志 死去

立川談志さんがお亡くなりになりましたね。

【今日のひとこと】
巨星墜つ

立川談志が死んだ。

誰もが書いている「談志が死んだ」。

僕は自分で趣味で落語をやったりしますが、不思議な落語家だったと思います。

立川談志の落語論なんて語る知識も技量(落語の技量じゃないですよ)もないので、思ったことだけを書きます。

僕が思うに、立川談志が亡くなったってことは、落語界にとっては非常にまずい状況になった、ということです。


落語、といえば誰だって知っていると思いますが、でも、落語を見に行ったことがありますか?
テレビで落語やってても見ますか?

あまり見ないと思うのですよ。

僕は落語をを見に行くことはあるのですが、正直、それほど面白い落語家はいないんですよ。

面白いっていうか……引力があると言うか、とにかく魅力がある落語家でした。

芸能は、非日常と非常識。そこで面白かったりかっこよかったり、そこに落語家のプロフェッショナルを見出して、感情がべらぼうに揺すぶられる。

そんな落語家でした。

立川談志が死んで、落語界は本当に死に体になってしまうのではないかと思います。


立川談志が亡くなって、落語界は本当にやばい。

落語が人を救うことが本当はできるのですよ。
僕はそう思います。

そして落語界がやばいということは、僕たちが生きていくことに対しても、やばいと思うのです。

落語こそ、今に生きる芸能だと思うのです。
歌舞伎のように既に化石のような退屈な芸能ではないはずなのです。

今の世を、どう笑うのか、笑わせるのか。
才能のある落語家はそこを計算して、
僕たちに生きる力を与えてくれるのです。

そんな、今に生きる落語を演じれる落語家が、今の落語界に何人いるのでしょうか?

本当に今の世の中に、心揺さぶられる落語を語れる人が必要なんですよ。

合掌。

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