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2011年6月29日水曜日

レディー・ガガと黒柳徹子の会談を聴きたい

【今日の一言】
それを必死で考えているのです。





個性を活かすこと、それが神に通じる、という表現があっているかどうかはわかりませんが、
レディ・ガガのメッセージは、きっとそういうことですよね。

Born This Way (Japan Special Edition Version) - Lady GaGa
レディー・ガガ¥ 2,980

で、黒柳徹子さんの生き方も、個性を活かすこと、人と違うところから何かを生み出しているような気がします。

レディ・ガガは、キティちゃん好き。
トットちゃんは、パンダ好き。

そして何となく、ルックスが似ているような気がしませんか。

レディー・ガガ¥ 2,067 (31% OFF)
黒柳 徹子¥ 480















世界中で、個性を活かしながら、子どもたちや大人たちが、喜びの中で生きていける。
そんな世の中にするには、どうすればいいのでしょうね。
きっと、レディ・ガガも黒柳徹子も、このことを考えて生きているような気がします。そしてみんなも。






レディ・ガガの
会見の内容は、⇓こちらのほうがよくわかります。

レディー・ガガが涙、震災支援の記者会見 投稿者 uncleagent0022

2011年6月28日火曜日

夏の亀洗い(←いい加減なタイトルだなあ)

【今日の一言】
怪談には、まだ少し早いですが……。



この前の週末、庭の草抜きをしました。
今年はほとんど手入れをしていなかったので、結構草が生い茂り、プチジャングルのようになっていました。
で、この季節ですから当然、蚊がぶんぶん飛んでます。
かの集団にブンブンやられてはどうしようもないので、露出している部分は完璧に虫除けスプレーをして、蚊取り線香も3巻火をつけて、被害を最小限に食い止めることができました。

今日、アップする記事は、庭の草を抜きながら、そういえば昔、こんな記事書いたなあ、と思いだしたもの。
6年前の夏に書いたものに多少手を加えたものです。読んでくださいね。

………………………………………………………………………………………………………………………

サザンオールスターズを聴いていた。
我が家では和室がリビングがわり。窓から入ってくる日差しを浴びながら、サザンオールスターズを聴いていた。

サザンを聴くと、学生時代からこれまでの、いろいろなことを思い出し、センチメンタルにする。
夏の休日の、のんびりしたひととき……。

音が外にもれないために、耳全体を覆うヘッドフォンで聴いていた。
この時、庭先では、蝉の暑苦しい鳴き声が降り注ぎ、それに対抗するべ風鈴が頑張ってなっていたのだが、防音ヘッドフォンをしていた僕は
サザンのサウンドしか聴こえなかった。

そこに、妻がやってきて、飼っている亀の水を換えてくれ、とのこと。
せっかくサザンを聴いていたのに、とも思ったが、ここはひとつ、一家の主として、その存在感を亀の水槽の掃除でアピールしよう?と、水槽掃除をすることにした。

しかし、そのためには、庭に出て作業をしなければならない。
この季節、外で作業をすれば、蚊を筆頭として、小さな虫どもが、僕の霜降り肉を目指して攻めてくる。
こんな時に役立つのが、虫よけスプレー。聴いているサザンは『悲しいモスキート』(正確には桑田佳祐のアルバムですが)。頼むから、俺に向かってくるはずの蚊が、元気が無いように……という願いを込めて。

桑田佳祐¥ 2,068 (10% OFF)
(『飛べないモスキート』収録アルバム『孤独の太陽』)

虫除けスプレーは用意周到に。露出部分にしっかりと。顔から足の裏まで、完全防備。

亀は先日、2匹いた1匹が死んでしまった。水の取り換えが十分でなかったからかもしれない、と思っているので、その日も、丁寧に水を取り換えてやった。
元気そうに亀は泳いでいる。
時間にして数分のこと。

晴れ晴れした気分で家の中に戻り、改めてサザンを聴こう、と思った矢先、右の耳たぶが、かゆい。思う間もなく、左の耳。
それで終わればよかったのだが……数秒後には、左右の耳が熱を持ち始め、全体的にかゆくなった。もう、たまらない。いくら耳をかいても追いつかない……。

おかしいぞ、あれだけ虫除けスプレーをかけたのに。鏡で確かめると、左右の耳で、それぞれ最低でも5ヶ所以上、蚊に刺されている。
も耳は紅く腫れ上がり、見るも無残。

そうか、ヘッドホンだ。『悲しいモスキート』を聴きながら虫除けスプレーをしたので、耳だけ、スプレーがかからなかったのだ。

小泉 八雲¥ 1,470

2011年6月27日月曜日

わけあって、落語をやることになりました。

【今日の一言】
カルピスは好きですが、
カルピスじゃないよ。


落語は好きですがマニアではなく。まさか自分がやることになろうとは思いませんでした。

事の成り行きは、まあ、いろいろあるのですが、私が勤める会社に落語部ができて、僕もついつい入部してしまったのです。

学生時代に落研に所属していたわけではなく、まあ、広告代理店に勤めていますので、プレゼンテーションなどでしゃべることは仕事の一部ではあるのですが
落語をみんなの前で披露したことなぞ一度もないわけで。
でも
「やる」といったしまった以上、後には引けない……。

で、演目をいろいろ考えました。
どうせなら芝浜くらいの大ネタでもやろうか、芝居噺(笑いを取るのではなく、本当に芝居を語るジャンル)にしようか。いやいや、みんなが知ってる道具屋とかが、それなりに受けるのでは……。


しかし、ズブの素人ですよ、私は。
古典落語をやったところで、当たり前ですが、ど素人なわけです。

そこで、さらに無謀なことを考えました。

いっそのこと、新作を作って、それをやってしまおう。と。

新作なら、古典と違ってみんな知らないし、勢いでやっちゃおう、ということですよ。
まあ、新作の内容が一番問題なのですが。
で、今、その新作落語を作っているところです。
タイトルは
『初恋の味』。
さあ、どうなることやら。

カルピス株式会社¥ 809

2011年6月25日土曜日

さよなら、刑事コロンボ。ピーター・フォーク氏 死去

【今日の一言】
「ああ、もうひとつ、いいですか?」

【今日のもう一言】
「うちのカミさんがね……」


ピーター・フォーク氏が亡くなった。

最近の方はご存じないかもしれませんが、ピーター・フォーク氏といえば『刑事コロンボ』
面白かったなあ。

ピーター・フォーク¥ 3,604 (28% OFF)

今日は、ピーター・フォーク氏を偲んで、刑事コロンボのことを書きます。

『刑事コロンボ』は、ロサンゼルス市警の殺人課の刑事。
よれよれのコートを着て、風采の上がらないおじさん。
このコロンボのキャラクターも、魅力の一つですが、
ストーリーやプロットの巧みさも魅力の両輪でした。

特に『刑事コロンボ』の物語の進め方は倒叙物と呼ばれる形式で、最初に犯人が犯行を犯すシーンをしっかり視聴者に見せて、それからコロンボ登場。
のらりくらりと、犯人と話しをし、考え、最後は見事に解決します。

いや~、面白かったです。

比べるのも変な話ですが、日本のドラマで、この数十年前の『刑事コロンボ』に対抗出来るほどの面白さを持ったものがあるでしょうかね。
レベルの高いドラマを今でもつくり続けているアメリカのテレビドラマでも、かなわないのではないでしょうか。

『古畑任三郎』は、私見ですが、『刑事コロンボ』の影響を大きく受けたドラマだと思います。
田村正和¥ 3,186 (23% OFF)
もちろん、キャラクター設定や色んなことが違うのですが。
『古畑任三郎』は面白いですが、やはりコロンボにはかなわない。まあ、比べても仕方ないのですが。

まあ、とにかく、『刑事コロンボ』は面白いですから、見たことがない方は、ぜひ見てください。

2011年6月24日金曜日

楽天、経団連を脱退。素晴らしい判断と行動、楽天・三木谷会長

【今日の一言】
時代は、本当に変わっていく。本当に残るべきものが残っていく。

【今日の一言】その2
本当はもっと過激なことを書いたのですが
いろいろ怒られるので、トーンダウンしたものをアップしています。



楽天が経団連を退会しました。
三木谷会長、あっぱれ!!


経団連退会ですよ!!


朝日新聞から抜粋すると

(ここから)
楽天は23日、経団連に退会届を送付したことを明らかにした。東京電力福島第1原発の事故を機に、電力業界の改革をめぐる議論が浮上する中、現状維持の姿勢を示す経団連に対して楽天の三木谷浩史会長兼社長は不満を表明し、退会を検討していた。
 楽天は2004年秋に経団連に加盟。しかし、経団連の米倉弘昌会長が電力事業の発送電分離に否定的な考えを示したため、三木谷会長は5月27日に簡易ブログ「ツイッター」で「電力業界を保護しようとする態度が許せない」と批判。経団連退会検討の意向も示し、その後の記者団の取材に対して「政策が違えば政党を離脱するのと同じ」などと指摘した。
http://www.asahi.com/business/jiji/JJT201106230150.html
(ここまで)

相変わらずの経団連会長米倉弘昌。電力会社を守ることに躍起になっている。
企業のお互いの利益を守るためには何でもするってことですね。自分たち以外の日本に住む人達がどんな危険に陥ろうと、自分たちが儲けるためにね。

「いや、経済が回らなきゃ、みんな仕事がなくなるぞ」と言いたいんだろうけど。
何様なんだろうか、本当に。
自分たちが庶民を養っている、とでも思っているのだろうか。
日本がなくなったらどうするというのだろうか。日本を核廃棄物の島にしたいのだろうか。

楽天の経団連退会、あっぱれ!

良心ある企業は、楽天に続け! 

しかし、快挙ではあるけれども、経団連がこのまま、自分たちの利益だけを守るための圧力団体であるならば、
今後は、良心ある企業にとっては、経団連に入らない、退会することが当たり前えの流れになるのではないでしょうか。

私たちは見ています。テレビや新聞のニュースを通じて、そしてTwitterやFacebookを通じて。
その企業が何を考えているのか、経団連が何をやろうとしているのか。

経団連に入ることが、企業のある種の目標であり、成功した企業の証、といった時代は、もう終わったのですよ。

それをいち早く察知して、楽天の三木谷会長は退会という決断をしたのでしょう。

元々僕は、楽天という会社が好きではなく、野球チームも、大嫌いな星野仙一氏を監督にしたりするから、嫌いだったのですが
今回のことで好きになります。楽天でできるだけ買い物をします。
楽天トラベルも使います。

三木谷さんや孫正義さんのTwitterのフォロワーはたくさんいます。

良心のある企業の社長、取締役の皆さん、もはや、経団連に加盟していることが、消費者にとってはネガティブになる日が、もうそこまで来ていますよ。

2011年6月22日水曜日

夏至に思うこと

【今日の一言】
夏と広島(僕の出身地)はイメージが合うのですよ。


夏至は好きだ。

なぜなら日が一番長いから。

数年前にロンドンへあるシャンプーのロケに行ったとき、
撮影が終わって食事をしても、まだ明るい。毎晩嬉しくて仕方ありませんでした。

春夏秋冬の中で、夏が一番好きです。

熱中症に2回もなったことがありますが、それでも夏が好きです。

そういえば初めて熱中症になったときは、携帯電話を持とうとすると、その重みに腕に痛みが走り、数秒間も持つことができませんでした。
「こりゃ、やばいなあ」と思って日赤に駆け込むと、熱中症と言われました。なんでも熱中症で筋肉のアミノ酸が溶け出すという症状が出たようです。
もう一回は、あるアイスクリームのタイのパタヤでのロケの時。用心していたんだけどな。1日ほど撮影立ち会いをパスして、ホテルのベッドで寝ていました。
クリエイティブディレクターなのに……。

それでも僕は夏が好きで、早く夏が来て欲しいし、永遠に夏であった欲しいのです。

でも夏は本当に短いですよね。
梅雨が7月の下旬に上がり、
いよいよ夏だと思ってるともうすぐお盆。
お盆過ぎたら、もう、気持ちは夏ではないんだよな……。
僕は会社勤務だから土日しか休みがなく、夏を楽しめる時間はほんとうに少ないのですよ。

ゆずの『夏色』は、僕が抱く夏休みのイメージとピッタリで、大好きな曲です。
夏色 - 夏色 - Single

ゆず¥ 1,011 (1% OFF)

夏至が好きなのは、日が長いから。
でも、明日から、確実に日が少しずつ短くなると思うと、寂しくて仕方ないのです。

2011年6月20日月曜日

「忍びの国」和田竜 著  新潮文庫  あるきっかけから、鳥肌がたつほど面白くなる

【今日の一言】
最近忍者の話が多いなあ。

僕の忍者修行について

後輩の勧めで、「忍びの国」和田竜 著 新潮文庫を読みました。

和田 竜¥ 413

四分の三くらい読み進めたところで、あることをきっかけに、突然面白くなります。
もちろんそれまでも、それなりに面白いのですが、ラスト四分の一は、鳥肌を立てながら一気に読み進めました。

そして、女性を愛するとはこういうことというか、主人公の一人の女性の愛し方に妙に共感が持てて、不思議でした。

ちなみに、「忍びの国」の解説は、本の虫 児玉清さんです。

「忍びの国」を紹介してくれた後輩は、忍者と接したアニメやコミックが「忍者ハットリくん」ということで、僕の世代とは大違いです。
僕の世代は、【今日の一言】のところにリンクが張ってある「風のフジ丸」はじめ、「サスケ」「仮面の忍者赤影」「カムイ外伝」など、もうそれはもう素晴らしい作品ばかりです。

「サスケ」のあまりにもかっこいいオープニンタイトルとエンディングタイトル。


後輩、「忍びの国」で、忍者の世界と初めて接したとのこと。それはそれでよしってことでしょうか。

和田竜著の「のぼうの城」も、読んでみようと思います。
和田 竜¥ 1,575

2011年6月19日日曜日

吉高由里子の「ト、ト、トリスのハイボール」♪の音楽の暗い過去

【今日の一言】
吉高由里子は大好きです!!


♪ ト、ト、トリスのハイボール ♪

吉高由里子もかわいいし、元気の良いコマーシャルですね。

まあ、僕はアルコール飲料のCMをテレビで放映すること自体に疑問をいだいていますが、それは今回のテーマではなく
このCMの音楽、♪ ト、ト、トリスのハイボール♬ のことについて今日は書いてみたいと思います。

♪ ト、ト、トリスのハイボール♬の元歌は、と訊くと、多くの人が♪ド、ド、ドリフの大爆笑~♬と答えます。

違いますよね。元歌は、「隣組(となりぐみ)」という歌謡曲です。

* 作詞:岡本一平(著作権消滅)
* 作曲:飯田信夫(ビクター専属)

1.
とんとん とんからりと 隣組
格子こうしを開ければ 顔なじみ
廻して頂戴ちょうだい 回覧板
知らせられたり 知らせたり

2.
とんとん とんからりと 隣組
あれこれ面倒 味噌醤油
御飯の炊き方 垣根越し
教えられたり 教えたり

3. とんとん とんからりと 隣組
地震やかみなり 火事どろぼう
互いに役立つ 用心棒
助けられたり 助けたり

4. とんとん とんからりと 隣組
何軒あろうと 一所帯ひとしょたい
こころは一つの 屋根の月
纏まとめられたり 纏めたり



隣組というのは、1940年に明文化された町内会のもう一つ下の組織で数家庭をまとめたもの。

ウィキペディアから抜粋すると
(ここから)
隣組は、日本の昭和期において戦時体制の銃後を守る、国民生活の基盤の1つとなった官主導の隣保組織である。
国家総動員法、国民精神総動員運動、選挙粛清運動と並び、前年に決定し1940年(昭和15年)に内務省が布告した「部落會町内會等調整整備要綱」(隣組強化法)によって制度化される。5軒から10軒の世帯を一組とし、団結や地方自治の進行を促し、戦争での住民の動員や物資の供出、統制物の配給、空襲での防空活動などを行った。また、思想統制や住民同士の双方監視の役目も担っていた。第二次世界大戦、太平洋戦争の敗戦後の1947年(昭和22年)、GHQにより解体された。
(ここまで)

まあ、実際に隣組に組み入れられた人たちに取材すると(つまり戦争体験を持つ人)、住民同士の監視はなかったという人もいるが、思想統制にはやはり使われていたというのが、僕の感想だ。
だいたい、上(この場合政府になるのかな)から「仲良くしろ」なんて言われるのって、気持ち悪くてしょうがない。
石原都知事は、今回の震災で、隣組の復活をさせたらどうだ、と言ったらしいが、やはり、無理だと思う。近所となりが仲良くなるのは、それなりの理由というか必然性がないと。アパートの隣同士に住んでいる人たちが、全く会話をしたこともないというのも、確かに気持ち悪いけど、これが今の社会が持っている必要悪のような気がします。
強引に、アパートの隣の人と仲良くしてください、といったところで気持ち悪いだけだろう。

いずれにせよ、隣組という制度は気持ち悪い制度だし、戦意高揚を図る道具でもありました。それで、
♪隣組♬の歌は、この隣組制度を宣伝するために作られた。

ここから述べることは、私見ですが、僕はやはり、この隣組制度は、悪意に満ちて作られたのではないかと思います。
歌の歌詞にも出てくる回覧板には、大本営発表の記事が並んでいたそうです。竹槍で敵を倒す訓練もしたそうです。
権力者が、このような組織を作るときは、マインドコントロールをするための道具に使おうと思っているのです。
100歩譲って、そんな意図がないにしろ、結果として、マインドコントロールに使われるのです。
だから気持ち悪い、っていうんですよ。隣と仲良くするかどうかは、本人たちに任せるしかないのです。

で、僕は、♪ ト、ト、トリスのハイボール♬ を、どうしても気持よく見ることができないのです。
まあ、考えすぎだ、と言われますけど。
第二次世界大戦の時の、戦意を高揚させる歌は、どうも好きになれません。

吉高 由里子¥ 1,500

2011年6月18日土曜日

中島とう子 という文筆家

【今日の一言】
あとは、俺と勝負だ!

僕の周囲には、文筆業で出世する人が結構います。
まあ、文筆業がらみといいますか……。

その代表は、直木賞作家坂東眞砂子
「山妣」で直木賞受賞して
坂東 真砂子
その他ヒット作品多数です。

彼女とはお互いが鎌倉に住んでいた頃に知り合いました。深夜まで飲み比べをしたものですが、彼女には一度も勝ったことがありません。
お互いカウンターに座って日本酒を飲んでいるときに、「いちろーくん(俺のことです)、実は私、直木賞をとったのよ」と伝えられたときは嬉しかったですね。

このブログの緑の街に舞い降りて」に登場する友人Bが、実は坂東眞砂子さんです。このブログの内容は少しフィクションがありますので、直木賞を受賞した経緯は違いますが。
緑の街に舞い降りて」も面白いので、ぜひ読んでくださいね。


で、何人か文筆業で成功をしている人と知り合っているのですが、タイトルの中島とう子さんを紹介したいので随分端折らせていただいて、
最近では、芥川賞作家のKさん。何と、私の家の前に引っ越してきたのです。

どうですか、この俺様の、文筆業の方々へのあげまん振り。
(ちなみに、「あげまん」の「まん」は、「間合い」とか「間」の意味です。あしからず)
宮本信子¥ 4,401 (11% OFF)

俺と友達になると、文筆業で成功する確率が高くなる!! じゃあ、俺自身はどうなんだ、ということは置いておいて、
本日紹介するのは、
中島とう子さんです。

Twitterで、腹筋を毎日100回こなす女子、として紹介されたのですが、どうもご本人はライターを標榜していらっしゃるらしく、
彼女のブログ
ばかとけむりはを拝読すると、何だか面白い。
【このブログは、実は私のブログ(このブログね)の右サイドバーに数日前からリンクをはっておりました】

そうこうするうちに、妙なイベント、ある会社なのか雑誌なのか、そこのライターの公開オーディションを受ける、ということで
ユーストの中継を見ていたのですが、中島とう子さんのプレテが面白い。Twitter友だちという贔屓目を引いても面白い。
【ユーストでの中継の模様。まだアーカイブがあるはず)
「もしかしたら……」と思っていたら、優勝ですよ。本当に面白かったから。

中島とう子さんは、ライターを経て、間違いなく小説家になるでしょう。俺様の文筆業アゲマンは永遠につづくはずだから。栴檀は双葉より芳し。

あとは、俺ととう子さん、どちらが先に名前をあげるか、勝負、ということで。
(僕は腹筋100回はできませんが……)

2011年6月16日木曜日

心って、何だろう。 少林寺や、地理や、催眠や、ヨガや、忍術を習って。そしてコピーライター。……その1

【今日の一言】
心のままに書いてしまった。


あれは20代の後半だったでしょうか。
僕は、新宿の西口公園の近くのお寺で、忍術を習っていました。

というと、「またまた面白いことを……」となかなか信じてもらえないのだけど、ほんとうの話です。

師匠は初見良昭。日本よりも海外で有名な方で、マジ、強かった。今もご存命です。
(初見良昭氏に関してはこちらクリックしてください。)

と、ここまで書いて、自分の中でヤバいと思い始めてきました。心の話を書こうと思ったのですが、初見先生のことを書きたくなってしまった……。

ええい、書いてしまえ、ということで、
僕が初めて初見先生を見たのは、テレビ番組。
『風のフジ丸』というアニメーションでした。
このアニメがまた、テレビの黎明期を象徴していて、原作は白土三平の『風魔の小太郎』というコミックなのですが、
白土 三平¥ 1,223
(この『忍者旋風』の2巻に収録されています)

藤沢薬品がスポンサーだったので『風のフジ丸』というタイトルに変更、テーマソングでも最後に♪藤沢薬品~~♫ と高らかに歌い上げるという、今では考えられないようなアレンジが行われていたのですが(ちなみに絵も白土三平ではない他の方。その事情はわかりません)、とにかくこの『風のフジ丸』が、僕はとても面白く、モノクロで四隅が丸いブラウン管にかじりついて見ていたものです。

『風のフジ丸』は30分番組だったのですが、最後の5分くらい実写の『忍術千一夜』というコーナーがあって、当時スーパースターの本間千代子が聞き手で、本物の忍者が実際の忍術を披露するというものだったのですが、その忍者が初見良昭先生だったのです。
手裏剣を投げたり、鎖鎌で獲物を切ったり(ちなみに鎖鎌は初見先生の得意とするもの)、その技に目を見張ったものです。

で、僕が大人になって、ある雑誌のライターをしていた頃、忍術を習っている人がいるから取材してこい、という命を受け、高輪の某所に伺ったら、その方の師匠があの『忍術千一夜』の初見良昭先生だということで、懐かしいやら驚いたやらで、私も即入会を決めたのでした。

その頃は既に少林寺をやっていて、なるほど、敵を肉体的に操作する技術は共通するところも多いなあ、と感じながらも、忍術の奥深さにノメっていきました。

その後、事情があり、新宿のお寺が使えなくなったということもあって、私の忍術修行は終わるわけですが、楽しい時間でした。

僕が35歳になる前に、テレビCMのロケで小林千登勢さんとパリへ行くことがあり、成田空港のラウンジで飛行機を待っていたら、そこに初見先生の一団が現れて、僕はすぐ先生に挨拶に行ったら「おお、元気にしているか」と優しい声をかけてくださいました。
なにやら、パリで忍術の催しがあるとのこと。日本より世界で有名なマスターですからね。
小林千登勢とマスターをそれぞれ紹介して、お互いにパリに飛び立ちました。

さて、「心って、何だろう」というテーマで書こうと思っていたのですが、思いがけず、忍術の話になってしまいました。

心って、ある種気まぐれですよね。だから、心のままに、書いてしまったということで。

次回は、もっと、心に迫りたいです。

2011年6月15日水曜日

江口愛美登場でわかったAKB48の秘密

【今日のひところ】
たまには、AKB48のことを書いてみました。


まあ、どうでもいい話ですが。
AKB48が登場する江崎グリコのアイスの実のテレビCMで江口愛美という正体不明のAKB48の新メンバーがセンターを取る、ということで世の中は盛り上がっているようですが(というか広告代理店やいろんな人が盛り上げようとしているみたいですが)、どうやら、この江口愛美、メンバーの顔のパーツの合成とかで作られたヴァーチャルキャラみたいなのですが。
まあ、私だけの感想かもしれませんが、江口愛美の人工的な顔が、AKB48にはよく似合う。合成の彼女が主人公になる、それがピッタリだな、と感じました。

2011年6月13日月曜日

「大人の流儀」伊集院静 講談社 を読みました。 ノスタルジックになりました

【今日の一言】
なぜこの人がモテるのか、少しだけわかったような、わからぬような。

えっと、伊集院静の「大人の流儀」を読みました。
伊集院 静¥ 980

率直に面白かったです。
もちろん、伊集院静さんは女優の方と浮名を流し、さらに結婚もされている(しかも2人)のですから、僕とは比べ物もにならないもてもて人生を送っていらっしゃるわけで、比べるのも失礼だとは思うのですが……。
おそらく、伊集院さんが日々起こる出来事を観察されて人の気持ちの動きをしっかり書かれています。

あるエピソードでは、「そうだ、その通り」と思い、別のエピソードでは自分の行動を心から反省し、もう一つのエピソードでは、「そりゃないよ」と反発する。
そんな一冊です。
僕は何となくノスタルジックになりました。

読んだ後は、何だか気持ちよかったですよ。

2011年6月12日日曜日

銀河鉄道を空に見ながら、温泉に入る夜   岩手県松川温泉の思いで

【今日の一言】
♪さあ行くんだ、その顔を上げて♪

【今日のもう一言】
夏の松川温泉もいいと思いますよ。

【今日のさらにもう一言】
地熱発電、頑張れ!

【今日の注釈】
この文章は、数年前に書いたものです。地熱発電応援を兼ねて、
多少の手を加えて再掲します。

【今日の、最後にもう一言】
この話は、本ブログの
「緑の街に舞い降りて……6月の花嫁」のベースの話の一つです。併せて読んでいただけると嬉しいです。



今朝、四ツ谷駅を歩いていると、あるポスターに目がとまった。松川温泉のポスターだ。松川温泉は、岩手県岩手郡にある秘湯。盛岡から車で数時間の距離だったと思う。



その松川温泉に泊まったのは、もう、20年くらい前のことだ。

当時、僕が勤めていた会社の友人M(男性)が、僕と、やはり同じ会社の先輩コピーライターN氏を、松川温泉に行こう、と誘ってきたのだ。

どうやらMには、盛岡に付き合っている女性がいて、そのデートにどういうわけか、僕とMが付き合わされたのだ。

デートなら二人ですればいいじゃないか、と疑問を感じたのだけど、からくりはこうだった。

Mはその頃、盛岡の放送局に勤める女性と付き合っていた。しかしその女性には、別の婚約者がいた。
そのために二人っきりで松川温泉に行くのは、誰かに見つかるとヤバいので、お互いが他の友だちを誘って、合コン形式に仕立てた、ということだ。

その結果、
先方は、放送局の女性と、プラス2名の計3名(実は全員同じ放送局勤務だったのですが)。こちらは、件のMと僕とNの3名が、松川温泉に宿泊することになった。

が、そんないきさつは、置いておいて、温泉は最高だった。



既に雪ふる季節だった。
東京から新幹線で盛岡まで行き、レンタカーを借りて雪降り積もる道を数時間運転して宿に到着したときは、薄暗くなっていたが、その中を鋭く光る粉雪が、防寒着を貫いて皮膚を刺す勢いで降っていた。

松川温泉といえば、地熱発電で有名だけど、温泉としても素晴らしい。泉質は酸性単純硫黄泉。
宿は山小屋風で、風情があるとかそういった感じではなく、風情が建物になった感じ。秘湯なのだ。

冷めた身体を温めるために、私たち3人と、女性陣3人も早速温泉に入る。

温泉の中は薄暗い。そこにランプ一灯がほのかな明かりを放つ。
岩でできた湯船に、白濁した強くて暑いお湯に入ると、東京から盛岡を経ての行程の疲れはすっかり忘れ、
冷えによる身体のこわばりもすっかり緩んだ。

内湯を出ると、外に川が流れている。その川にかかる吊り橋を渡ると、露天風呂がある。

身体は内湯で芯から温まっている。
降る雪をものともせず吊り橋を渡り、岩の風呂と同じように白濁した露天風呂に入る。ここには既に先客。一緒に来た放送局の女性3人に加え、数人の女性客。露天風呂は混浴なのだ。

混浴の温泉に入った経験があるかたはおわかりいただけると思うが、このような場合、いやらしい気持ちは全くといっていいほど起こらない。むしろ大自然と一緒に生きている感覚になり、男女とも、もっと先のところで開放された気持ちになる。

忘れずに持ってきた缶ビールを開け、みんなで飲んだ。外は寒いが身体は熱く、熱燗ではなく冷えたビールがうまいのだ。天を仰ぐと、雪はすっかり上がり、湯煙超しに、星が見える。
耳を澄ませば、せせらぎの音とか山の静寂が聞こえてくるのだが、空を走る列車の音も聞こえたような気がした。銀河鉄道だ。僕たちは、空を走っている列車の軌道に光りを見たような気がした。
宮沢 賢治¥ 1,433


温泉の後は、食事である。
お決まりの京懐石をまねた料理ではなく、山菜と川魚を中心にした素朴な料理。それにビールと地酒が加われば、もはや言うことはない。疑似合コン温泉旅行はドンドン盛り上がる。とにかく素晴らしい温泉と食事とお酒があれば、最高ですよ。

宴もたけなわ、僕の前の会社の先輩コピーライターN氏が「実は温泉に入る前から我慢していたんだ」と、トイレに行った。大きい方である。我慢せずに温泉に入る前に済ませろよ、とは思ったが、あの寒さだったから、それもしかたない。
ところが、N先輩、1分もしないうちにトイレから帰ってきた。

「早かったですね」と僕が尋ねると
「いや、我慢する」とN氏。
「どうして?」と質問すると
「答えは自分で行って確認しな」

僕は、トイレまで行き大用ボックスのドアを開けた。
そこで僕が見たものは……便器から、それはまるで湯煙のように立ち上がる湯気であった。山奥の温泉である。水洗や浄化槽の設備は無かったのだ。
しかし、M氏も人間である。我慢には限界がある。「仕方ない」と腹をくくって、再びトイレに向かった時に、彼が口ずさんだ歌が、冒頭の「今日の一言」で紹介したものだ。顔を上げたくなったのも、わかります。


※現在、松川温泉のトイレは、おそらく改修されて浄化槽か水洗になっていると思われます。
もし、松川温泉にいこう、と思い立った方は、ご自分で確認して下さいね。

2011年6月10日金曜日

私たちは、一人ひとりがメディアを持ち始めた TwitterやFacebookに思う  その1

【今日の一言】
バカであり、天才なのだ


TwitterやFacebookを使うことが、僕の周囲では普通になってきています。殆どの人が、両方のアカウントを持っています。
僕は現在、Twitterはそこそこ使っていますが、
それで思うのは、人と人のつながりが、大きく変わっていくんだろうな、というごくごく当たり前のことでした。

TwitterやFacebookの功罪を、ここで長々と書くつもりはありません。

ひとつだけ、僕の変化を記しておきます。

Twitterのタイムラインを眺めていると、ふと、ネタが浮かぶことが多くなりました。
書きたいことのネタです。

Twitterのタイムラインは、間違いなく、僕の潜在意識を刺激してくれています。
「おっと、これ書こっと」という感じで、書きたいリビドーを刺激してくれるのです。

それが、いいことなのか、わるいことなのか。月なのか、すっぽんなのか。天使なのか、悪魔なのか……わかりません。

でも、これからもっとすごいペースで、文章を書いていこうと思います。
この年齢にして、書きたい欲求がふつふつと湧いてきています。

どうぞ、ご贔屓に。

p.s.
くそ~、書こうと思ったことと違う言を書いてしまった。
そのため、タイトルと内容が違いますが、
タイトル方向の文章も、近々にアップします。

2011年6月9日木曜日

「ハワイの雪」 柳家喬太郎 その2

【今日の一言】
落語のようなもの、他の国ににあるのかな?


柳家喬太郎といえば、今や、最もチケットの取りにくい落語家の一人で、その語り口は、軽快で巧妙で、上品なのに端無いく、ゲスを語らせても清々しく、いずれ名人と呼ばれるに違いないのですが、それでも、この人が名人と呼ばれるのは、なんだか嫌だ。好きなだけに嫌だ。
けど、名人になるのでしょうね。

さて、「ハワイの雪」の話をしようとして、ちょうど時間となったブログの回がありました。
『「布哇」と書いて、何と読む?』。今回はその続き。

ネタの話は、それこそネタばらしになるのであまり語りませんが、
「ハワイの雪(布哇の雪)」は柳家喬太郎の新作落語ですが、その話のプロットというかドラマ性に於いて人気があります。

上越高田市に、おじいちゃんと大学生の孫娘が住んでいるのですが、そのおじいちゃんのもとに、ハワイから手紙が届きます。
話はそこからスタート。

まだまだ熟成する話だと思います。もっと素晴らしい話になるという、僕の勝手な思いはあるのですが。

当然、今の段階でも、すっげー面白いです。

喬太郎のハワイの雪を観ると、落語はこれからますます日本が誇ることができる文化の一つになっていくだろうな、と思います。

柳家喬太郎の「時そば」。古典もいいですよ。

2011年6月6日月曜日

「オーケストラ」  至福の2時間を過ごすことができました

【今日の一言】
さすが、フランス映画だ。


DVDを巻き戻して確かめました。その演奏は、12分間くらいでした。
クライマックスで演奏されるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲二短調の第一楽章。
映画を見ているときは、30分くらいに感じました。

冗長というのではなく、その逆です。
いろんなモノが詰まっていて、充実感ゆえに、演奏を長く感じたのです。

そして何度演奏のパートを見たのですが、とにかく素晴らしい。
カメラアングル、カメラワーク、編集……。
見ているときは気づかなかったのですが
1カット1カットが短いのです。10秒で10カットくらいなところもあったんじゃないでしょうか。
でも、忙しくないのです。

「オーケストラ」に関しては、まず、アイデアが面白い、脚本も素晴らしい。
俳優も演出も、素晴らしかった。

僕がツイッターなどで、仕事が忙しくてレンタル期間中に見れるかどうか、なんてアップしたら
多くの友人が「絶対見ろ」と返してくれたけど
本当にそうでした。
オーケストラ!(字幕版)


「オーケストラ」。
いい映画です。

2011年6月3日金曜日

「布哇」と書いて、何と読む?

【今日の一言】
ちょうど時間となりました。



数日前の夜のイノッチが司会をやっている番組(百識王?)で、早稲田、慶応、青学、明治の落研の学生たちが出て、大喜利をする番組を見ていたのですが、

落研の学生に「今、観るべき落語家」的な意味でアンケートを取ったとこr

1位が、春風亭昇太、2位が、柳家喬太郎、3位が、立川志の輔だったそうです。

なるほど、と思える順位。そして少しガッカリの順位。

三人とも落研出身で、確かに猛烈に面白いし、新作も上手だし。

でも、いかにも学生が選んでるな、っていう感じがしたところがガッカリのところ。

毎年、就活の時期になると、学生たちに人気の企業ランキングが各新聞に発表されますが、あの順位にも何時もガッカリさせられます。
こいつら(学生たちね)、今の大人以上に保守的で、デリカシーがなく、既得権を得て優越感に浸りたいやつが多いんだな、と思ってしまう感覚。

まあ、その話になると長くなるのでやめときますが。


いや、昇太や喬太郎、志の輔がダメだなんて、全く思っていないですよ。
むしろ、というかこの三人は落語会を背負って立つ、日本の文化を支える、笑いで多くの人をハッピーにさせてくれる素晴らしい落語家だと思っています。

ただ、あまりにも、学生らしいところに、ちょっと残念な感じを抱いただけです。


枕が長くなったなあ。今日はそんな話ではなく、
柳家喬太郎の、布哇の雪、の話がしたかったのです。

「布哇」と書いて「ハワイ」と読む。
これは喬太郎の新作で…………


残念。本日は枕が長すぎて、もう、これ以降を書く時間がなくなりました。

明日、書きます。ごめんなさい。お後がよろしいようで。(←よろしくないよ!!)

喬太郎の「午後の保健室」。

2011年6月1日水曜日

歌は、自由に歌いたい。自由のために歌いたい。

【今日の一言】
男は、いやでも
だんだん坊主になるんだからね……。



僕は、廿日市町立七尾中学校(今は廿日市市立)という中学を卒業しました。その中学は、僕が入学する数年前まで、男子は坊主を強制されていました。
えっと、40年くらい前のことです。
僕は、小学校の高学年から、当時オサレだった資生堂のMG5というヘアトニックやヘアクリームを使ってカッコつけていたので、坊主にするのがいやでした。
(今の僕をご存じの方は、想像つかないでしょうね、僕がおしゃれに興味があったことが。小さなうちからヘアスタイルやファッションにこだわると、30代を過ぎる頃から、バーンアウトして、外見はどうでもよくなる、という分かりやすい具体例です、僕は)
( ⇓ 当時のMG5のテレビCM)


僕は大学時代からずっと少林寺拳法をやっていたので、目にかかるような長い髪では練習にならないし、相手に簡単に捕まえられるような髪型では、いざ格闘となったときに
不利であることはわかっています。
調理師の髪が長いのも考えものですよね。やはり髪は不潔になるから衛生上まずいでしょう。
このように科学的に、客観的に根拠があって「坊主にするべき」と言われるのは納得できます。

でも、中学生だから坊主にしろ、というのは、どうも変な気持ちです。
学校の方でも、そう考えて、僕が入学する直前に、坊主でなくても良くなったのですが。

人は、誰かに支配されていると感じると、その人から気持ちが離れてしまいます。
そりゃそうですよね。
髪型くらい、自由にさせて欲しいですよ。

大槻ケンヂが何かで言っていましたが、
髪の長い中学生に「髪を短くしろ」と注意する先生の鼻から、鼻毛が出ていた。
髪の長い中学生を注意するより、誰か、その先生の鼻毛を注意しろ
、と。

ファッションも、強制されたくないですよね。
制服は便利だけど。

言語も強制されたくないですよね。
使い慣れた、大好きな日本語を、「明日から○○語を使わないヤツは非国民だ」と言われても……。

僕は、歌が好きです。
苦しい時は、歌いたい。妻からは「何を歌っても演歌みたい」って言われるけど、それでも苦しい時は歌いたい。
もちろん、なんでもない時も、歌いたいときは歌いたい。
でも、歌いたくないときは歌いたくない。
なぜなら、僕は歌手じゃないから。
歌うことを生業としていないから。
歌から自由に力を貰いたい。
歌と一緒に楽しい時間を過ごしたい。

君が代は、メロディーが好きです。

日本独特のメロディーラインを聴くと、どういうわけか土偶とか縄文式土器が頭に浮かびます。
なぜだかわからないけど。
歌詞はあまり好きではありません。

国歌は、あれば便利だと思います。
ワールドカップの時に歌う歌がなければ困る。

歌は、自由に歌いたい。僕が歌いたい歌を歌いたい。

とりわけ今は、何を歌いたいかな?
ブルーハーツの青空かな……。
青空 - MEET THE BLUE HEARTS 〜ベストコレクション IN USA〜