お買い物は楽天で

ページ

2011年6月28日火曜日

夏の亀洗い(←いい加減なタイトルだなあ)

【今日の一言】
怪談には、まだ少し早いですが……。



この前の週末、庭の草抜きをしました。
今年はほとんど手入れをしていなかったので、結構草が生い茂り、プチジャングルのようになっていました。
で、この季節ですから当然、蚊がぶんぶん飛んでます。
かの集団にブンブンやられてはどうしようもないので、露出している部分は完璧に虫除けスプレーをして、蚊取り線香も3巻火をつけて、被害を最小限に食い止めることができました。

今日、アップする記事は、庭の草を抜きながら、そういえば昔、こんな記事書いたなあ、と思いだしたもの。
6年前の夏に書いたものに多少手を加えたものです。読んでくださいね。

………………………………………………………………………………………………………………………

サザンオールスターズを聴いていた。
我が家では和室がリビングがわり。窓から入ってくる日差しを浴びながら、サザンオールスターズを聴いていた。

サザンを聴くと、学生時代からこれまでの、いろいろなことを思い出し、センチメンタルにする。
夏の休日の、のんびりしたひととき……。

音が外にもれないために、耳全体を覆うヘッドフォンで聴いていた。
この時、庭先では、蝉の暑苦しい鳴き声が降り注ぎ、それに対抗するべ風鈴が頑張ってなっていたのだが、防音ヘッドフォンをしていた僕は
サザンのサウンドしか聴こえなかった。

そこに、妻がやってきて、飼っている亀の水を換えてくれ、とのこと。
せっかくサザンを聴いていたのに、とも思ったが、ここはひとつ、一家の主として、その存在感を亀の水槽の掃除でアピールしよう?と、水槽掃除をすることにした。

しかし、そのためには、庭に出て作業をしなければならない。
この季節、外で作業をすれば、蚊を筆頭として、小さな虫どもが、僕の霜降り肉を目指して攻めてくる。
こんな時に役立つのが、虫よけスプレー。聴いているサザンは『悲しいモスキート』(正確には桑田佳祐のアルバムですが)。頼むから、俺に向かってくるはずの蚊が、元気が無いように……という願いを込めて。

桑田佳祐¥ 2,068 (10% OFF)
(『飛べないモスキート』収録アルバム『孤独の太陽』)

虫除けスプレーは用意周到に。露出部分にしっかりと。顔から足の裏まで、完全防備。

亀は先日、2匹いた1匹が死んでしまった。水の取り換えが十分でなかったからかもしれない、と思っているので、その日も、丁寧に水を取り換えてやった。
元気そうに亀は泳いでいる。
時間にして数分のこと。

晴れ晴れした気分で家の中に戻り、改めてサザンを聴こう、と思った矢先、右の耳たぶが、かゆい。思う間もなく、左の耳。
それで終わればよかったのだが……数秒後には、左右の耳が熱を持ち始め、全体的にかゆくなった。もう、たまらない。いくら耳をかいても追いつかない……。

おかしいぞ、あれだけ虫除けスプレーをかけたのに。鏡で確かめると、左右の耳で、それぞれ最低でも5ヶ所以上、蚊に刺されている。
も耳は紅く腫れ上がり、見るも無残。

そうか、ヘッドホンだ。『悲しいモスキート』を聴きながら虫除けスプレーをしたので、耳だけ、スプレーがかからなかったのだ。

小泉 八雲¥ 1,470

0 件のコメント:

コメントを投稿