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2010年7月26日月曜日

佐藤寿人という男 サンフレッチェ広島の誇り

先週の24日、我らがサンフレッチェ広島は 浦和戦を0対1で勝利した。

これは実に大きな勝利だった。

今のサンフレッチェの実力からすると、レッズに勝つのはそう難しいことではない。

もう何年もアウェイで、埼玉スタジアムでレッズに勝てていないといったことを打ち破ることが
できたので大きな勝利、ということでもない。

この日の勝利は、佐藤寿人と槙野智章選手のコンビがゴールを決めて勝ったことが大きい。

何しろ、寿人にはクロアチアのディナモ・ザグレブからのオファーを断り、
「年齢を考えると海外移籍はラストチャンスだが、広島でタイトル獲得に貢献したい気持ちも強い。考える時間があまりにも短い」
「圭佑のようにどこかをステップアップしてビッグになる野望よりは、このチームでタイトルを獲りたい。ユニホームに星を付けたいという気持ちはあります」
ということで、広島残留を決めた直後の試合だったのだ。
このゲームで、寿人と槙野のコンビで得点し勝ったことは、勝利以上の重みがある。

あまり関係ないかもしれないけど、今季、サンフレから移籍した柏木がいるレッズに勝った、という意味も少しあるような気がする。

佐藤寿人のオフィシャルブログから抜粋すると

サンフレッチェでタイトルをとる為に。
ユニフォームに星をつける為に。
何より自分自身の為に。
色々な想いがありますが一番は自分がこのクラブでプレーしたい。
その一心で決断しました。
まだまだ学ぶ事もたくさんありますし広島で成長していきたいと思います。
まずは明日のレッズ戦、埼スタで勝っていないので嫌なジンクスに終止符を。

佐藤寿人オフィシャルブログ

と私たちにメッセージしてくれています。

サンフレッチェ広島は、僕は広島の宝であり誇りと思っています。
あんなに美しく、切ないサッカーを展開するチームが、世界にあといくつあるでしょうか。
そして、佐藤寿人は、宝の中の宝であり、誇りの中の誇りです。
寿人なくして、サンフレッチェのサッカーはありえない。

だから寿人が広島残留を決めてくれたのは、本当に広島にとっては幸せなことであり、
それを証明するための、レッズへの勝利だったのです。

2010年7月22日木曜日

サンフレッチェ広島という愛すべきチーム

ワールドカップも終わって、あの興奮も少しずつ遠くへいっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、しかしです。
サンフレッチェ広島サポーターの私としては、ワールドカップが終わったのは寂しいけど、Jリーグの再開を待ちわびていたことも事実です。
再び始まりました。我らがサンフレッチェ広島の戦いが。

再開して早速のセレッソ戦では、0対5という屈辱的な負けを喫してしまいましたが、先日の横浜Fマリノス線では、3対0の快勝です。
セレッソとの戦いで、いや~な負け方をしていただけに、勝ってよかったっと、ほっと一息です。

それにしても、サンフレッチェって魅力的なチームです。

実際に行うサッカーが、センチメンタルで美しく、ドキドキしてそれは恋愛に似た感情を引き起こしてくれます。
それが一番の魅力なのですが、
私はもう一つ、サンフレのメンバーそれぞれが、サンフレッチェ広島を愛しているように思えるからです。

私はいつもジェイズゴールというサイトで、サンフレメンバーや監督のペトロビッチのインタビューを読むのですが、ほんとうに素晴らしいです。

今回のワールドカップにおける代表チームも、途中から「このメンバーでやるサッカーが楽しい」というコメントが聞かれましたが、サンフレは、もうずいぶん前から、そんな雰囲気なのです。
もちろん、なあなあで馴れ合いな楽しさではなく、
それぞれの技術と、ハート、そこに信頼をおいた上の楽しさなのです。

この雰囲気を作ったのは、誰あろう、監督のペトロビッチなのだろうと思います。

このことに関しては、サンフレッチェファンらなずとも、サッカーファンならよくご存知のことだと思いますが、それでもやはり、この監督の手腕というか、人間性には、感服させられます。

ジェイズゴールから印象させてもらいますが、

【C大阪戦の大敗は「次がある、切り替えよう」的なお題目だけで立ち直ることはできない質のものだった。「何かを仕掛けないといけない」と感じたペトロヴィッチ監督は、ミーティングで「試合に出ている選手はハングリーが足りない」と叱責した上、練習ではストヤノフ・森脇良太・山崎雅人の主力3人にビブス(主力組の証)を与えなかった。】

とのこと。
しかし
【彼ら3人が素晴らしかったのは、悔しさを不満などのネガティブなサイドに陥らせることなく、チームのために練習から全力で闘った】
のです。

なぜ、サンフレの選手は、モチベーションが下がらないのか。それはいろいろ理由はあるでしょう。広島が好きだとか、ファンのためにとか。
でも間違いなく、彼れはペトロビッチのためにも戦っているのです。

【試合の直前、ペトロヴィッチ監督は「たとえ10連敗しようとも、私は君たちをサポートする」と選手全員に言い放ち、彼らをピッチに送り出す】
のです。
この一言が、選手をプレッシャー方解き放ち、潜在意識を刺激して、どれだけ彼らのチカラを発揮させることができるか……。
これこそ、ペトロビッチの真骨頂なのです。


サンフレッチェはすべての選手とともに、スタッフ、監督が、広島の宝だと思います。


私の大好きな、活きる上で常に指針としているイビチャ・オシムの愛弟子=ペトロビッチ。彼ならではの監督術なのでしょう。

私はますます、オシム監督を愛してやみません。

2010年7月17日土曜日

参院選 俺の一票は、本当に意味があったのか?

参議院議員選挙が終わりました。
自民党やみんなの党が躍進した、というよりは、民主党が一人でこけた、という感じでしょうか。
いや、菅直人が、勝手に消費税10%というたわけた発言をして、一人でみんなをこけさせた、ということでしょう。

で、今回のテーマは、そんな政治的なことじゃなくて、僕の一票は本当に意味があったのか、というお話。

選挙当日は、朝からいろいろ忙しく、バタバタしていてい、結局、選挙に行けたのは、何と終了直前の7時55分。

投票所に行って、まず、選挙区の投票。立候補しているメンバーを見ても、入れたい人がいない。
結局、蓮舫に入れました。

次に、比例区。
投票したい政党が無い。どれも嘘つき政党ばかり。
迂回献金や機密費の問題はあるけど、とりあえず「みんなの党」に入れておくかな、

ということで

私が投票したのは
『蓮舫』と『みんなの党』。
投票所を出た瞬間、時間終了。

投票所と私の自宅は、民家をひとつ挟んで、歩いて30秒の距離。

投票を終えて、自宅に帰ると、もうテレビでは開票速報が始まっていました。

「さあ、開票速報でも見るか」
と、テレビの前に座るより早く、
テレビから『出口調査によると、蓮舫さん、当選確実
あれ、俺、さっき蓮舫に入れたばかりなのに。まだ、開票もしてないはずなのに……。
終了間際に頑張って投票に行った意味があったのだろうか、と疑問が持ち上がろうとしていたときに
さらにテレビから
『さらに出口調査によると、みんなの党、大躍進です』

おいおい。俺の票……。

今回の投票、意味があったのかなあ。

とにかく、本当に、良い政治をお願いします。

2010年7月6日火曜日

ウルグアイのスアレスのプレイは尊敬できない。もちろん彼を責めるわけではないが。

ウルグアイのスアレスの態度はどうなのだろうか。私は許せるものだとは思わない。

ガーナとの延長戦後半も終わろうとしていた時間、ウルグアイのキーパーは飛び出していた。留守になったゴールにガールの選手がシュートを打つ。キーパーにかわってゴールの前を守っていたスアレスは、意図したかしないかはわからないが、手で、シュートを止めた。

スアレスは退場。ガーナはPKを得る。
しかし、ガーナのエース、ギャンはこのPKを外してしまう。

そしてPK合戦になり、ウルグアイが勝利を得る。

既にピッチから姿を消したリナレスは、しかしテレビカメラにしっかりと捉えられ、ギャンがPKを外したとき、飛び上がって喜んでいた。

スアレスの、あの状況で、無意識に手が出たなら、まだいいかもしれない。

しかし、彼は、試合が終わったあとで、メディアに、悪びれることなく、「神の手を使った」と言い放った。

確かにルールには則っている。しかし、スアレスはフェアーであったか?
尊敬できるサッカープレイヤーなのか?

私は、彼を尊敬しないし、フェアーなサッカープレイヤーだとは思わない。

彼は大いに、反省するべきだと思う。

勘違いしてほしくないが、私は彼を攻めているのではない。

誰の心にもある、ダークサイドには気をつけるべきだと思う。

そういう意味に置いて、スアレスは反省するべきだと私は思うし、自分自身、一生疑問を持たないのだろうか。

何をやってもいいから結果オーライって……そんな世の中はいやでしょ。

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