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2013年9月28日土曜日

夏のロスタイム 2

もう10月になろうとしているのに、まだ、夏は終わっていない、ロスタイムと思ってやってきたのですが、そろそろ、ロスタイムも終わりですね。
とてもさみしいのですが。

夏の終わりとともに「音楽と小説とショートストーリー」も終わります。
これまで読んでいただいた方、本当に感謝しています。

終わりといっても、引っ越すのですが、きっとどこに引っ越すかは、お伝えはしないと思います。
また、偶然見つけたら、読んでいただければ、感謝いたします。

さて、最後も、音楽のお話を。

夏の終わりに、3曲。


いるかの「海岸通」。



ラッツ&スターで
「Tシャツに口紅」



どちらの曲も、情景が浮かんできて、切なくなりますね。


そして
吉田拓郎の
「サマータイムブルースが聴こえる」
おそらく、つまごいのものだと思います。
僕にとっての夏の終わりのイメージは、この楽曲なんです。
ライブのMCも少しだけ入っています。


では、そういうことで、またどこかでお目にかかりましょう。

あ、次の新しいブログは、
夏真っ盛りの、ゆずの「夏色」から、始めようと思います。

では、さようなら、愛しき人よ。


2013年9月20日金曜日

夏のロスタイム

あっという間に終わってしまいました、今年の夏。
ここ数年、まともに夏を過ごしたことがないのです。
いや、まだ去年の夏は、よかった。
今年はひどい。全ては、僕のせいなんですが。

来年の夏は、また、もとの夏を取り戻すんだ。
そのために、走るしかない。
ひたすら走るしかない。

今年の夏のロスタイムは、短かったなあ。

曲は、稲垣潤一の夏のクラクション。
まあ、こんなロマンティックな気分でもないのですが……。

2013年6月6日木曜日

路地裏の少年 浜田省吾

路地裏の少年にはいろんな思いがある。

浜田省吾は広島県呉三津田高校出身。僕は広島市立舟入高校出身。少し浜省の方が年上ですが、この歌詞の気持ちは、当時高校生だった僕に、いろんな思いを抱かせてくれました。

何の疑いもなく広島大学に行く予定にしていた僕は、ある事情で東京に出ることにしたのです。まあ、今思えば、これが全ての間違いだったと思うのですが、まあ、東京に出てしまったのだから仕方ない。やり直したいけどやり直せませんからね。

「朝焼けのホームにあいつの顔、探したけど、涙で見えず」
まさにそんな気持ちで、僕も広島駅のホームを後にしたものでした。

そのあとの歌詞も、正に、僕とシンクロしていていて、もう、連絡が途絶えて久しい同級生の青盛君と、よくこの歌を歌ったものでした。
青盛に会いたいなあ。僕が苦しい時に助けてくれた友達です。

この文章を書きながら「路地裏の少年」を聴いているのですが……やはり、間違ってしまった人生を、今、何とかしないと、どうしようもないなあ。間違ったものは間違ちまったんだから。
もう、人生は3分の1くらいしか残っていないけど、取り戻さないと。無駄に生きてきた。よかった、今日「路地裏の少年」を聴いて。

口ずさめば、悲しい歌ばかり。届かぬ想いに胸を痛めて。
今日もまた、呼ぶ声に、こたえては、
わけもなく、砕かれて手のひらから落ちて。
生きる意味さえわからずに、愛する家族の愛し方も未だわからず……
あれは俺、53。広島行きの飛行機の中で。

2013年6月2日日曜日

ブルースカイ ブルー 西城秀樹  昭和の名曲シリーズ……その7

西城秀樹といえば、YMCA。世界に轟くゲイを賛美する、ヴィレッジ・ピープルのカヴァーソング。
当時、ゲイは日本ではやはりタブーで、秀樹のスタッフは、大反対したという。でも秀樹は「そんなことどうでもいい。この歌でみんなを元気にしたい。できる、この歌で」とプロジェクトを自らが進めたという。さすがである、秀樹でなくても感激だ。
僕はどうやっても、振り付きでYMCAをみんなで歌う様子は、悪い冗談にしか見えないのですが。
そして広島における西城秀樹は、当時その名を出せば泣く子も黙るやんちゃな高校生というイメージ。今でも、僕がたまに行くお好み焼き屋さんは、秀樹の高校の後輩に当たる人がやっているのですが、そこで仲間とサンフレッチェ広島の話をしながら、秀樹の武勇伝もそこに加わる。
秀樹とは、そういう存在なのです。まじに、いい意味で。

さて、僕の中で、西城秀樹といえば……ブルースカイ ブルーなのです。

なぜ、西城秀樹がこんな歌を歌ったのだろう?こんな歌、というのは、ダメな歌、という意味ではありませんよ。このバラードは、僕はとても素敵な楽曲だと思いますし、秀樹の中で僕はナンバーワンソングだと思います。「傷だらけのローラ」もなかなかですが。

ブルースカイ ブルーは不倫の歌。秀樹が、若くて美しい人妻(それも金持ちの家に嫁いだと思われる)に恋に落ちて、別れて、悲しい、という歌なのです。

ギンギンのアイドルが、なぜ、不倫の歌を歌ったのだろう……。シンプルだけど、世界観のある楽曲です。
もう、過去になってしまったならぬ恋に、美しすぎる青空が眩しく、その青空に、もう二度と会えない彼女に「さよなら」と伝えてくれ、という内容。

何だか、いろいろ考えますね、秀樹の当時の状況はどうだったのか、作詞家は……まあ、秀樹にも年上の人との噂はありましたし(人妻ではなかったですけどね)。

まあ、いいや。

人は、恋をするのですよ。純粋に恋をする。ただ、それだけのことですよ。
燃えるような恋は、終わってしまえば、冷めた灰になるのではないのです。
果てのない青空の色に加わるのです。だから青空が美しければ美しいほど、どこかにブルーも秘めているのです。

2013年5月22日水曜日

ケサラ 木村充揮    圧倒的な虚しさの中で……。


最近というか、ここ数年なのだろうか……。
虚しい気持ちに支配されることがある。原因不明なのか、原因明瞭なのか。
失いはじめたものへの郷愁か、それとも自分の手元にあるものののはかなさなのか。
わからない。

もう、53歳になってしまったよ。今年は54歳。

歳をとることは、切ないものなのだ。

僕が小学生だったときと比べて、残りの人生は少ない。
10代だったときと比べて、20代だったときと比べて……。

いや、昨日と比べたって、今日の僕の残りの人生のほうが、確実に少ない。

後戻りしたい。あの日に戻って、やり直すことができたら、どれだけいいか、と思う。

でも、戻れないのだよ。時間は一方向にしか進まない。不可逆性の権化なのだよ。
それがこの宇宙のかどうかは知らないが、僕をめぐるルールらしい。
つまり、僕は、時間の流れる方向ににしか進めないのだ。

だから、進むしか無い。

時間の流れる方向は、前なのか? 後ろなのか? そもそもそんなものはないのか……。

生きることは、選択の連続だ。今、間違えて、洗濯の連続、と打ってしまって書きなおした。
洗濯の連続も真実だが、選択の連続も真実だろう。

ふとしたことで、選択を間違うことはある。誰もが確信を持ってこちらが間違いないって選べるわけではないだろう。
しかし、その選択で、人の環境は大きく変わってしまう。
環境が変わっても、自分を変えなきゃいい、という人もいるが、まあ、そりゃそうだ。だけど、そこまで僕は強くないんだよ。

ということで、最近、ヤバい時によく聴いている、ケサラ。

もともとはイタリアにオリジナルがあってホセ・フェリシアーノがサンレモ音楽祭で歌っていた。社会活動のテーマソングにもなっているし、いくつかのヴァージョンもあるが、今はこれ。

木村充揮のケサラ。
少し、助かっている。
ああ、それから大西ユカリと彼女の合唱団(大西組)がかっこいい。合唱とは、こういうもんだよね。

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さすらいの唄  小沢深雪   必殺必中仕事屋稼業 メインテーマ  昭和の名曲シリーズ……その6


【今日の一言】
昭和の歌謡番組みたいになっちゃった……。

必殺シリーズ(テレ朝のドラマ)の中で、おそらく一番面白いのは「必殺仕掛人」だと思われる。
「思われる」としか書けないのは、放送されていた当時は小学生で、ロクに見ていなかった。
ただ、大人になって知ったのは、原作が池波正太郎の「仕掛け人・藤枝梅安」で、主演が緒形拳と林与一。面白く無いはずはない。

その次に面白いのは「必殺必中仕事屋稼業」
何しろ主役の半兵衛は緒形拳を再びキャスティング。相方の政吉は林隆三。元締めに草笛光子
役者が揃ってしまったのだ。
仕掛けも極めてシンプル。クライマックスのカタルシスは半端ない……。
当時、高校受験を控えたいた私には、何とも楽しみな週末の時間だったのです。

しかし今日は、そのテーマソングの話。

必殺シリーズのテーマソングは初回の「必殺仕掛人」から平尾昌晃が作曲プロデュースをしていた記憶がありますが、御多分にもれず今回も平尾昌晃プロデュース。歌手は平尾昌晃がやってた音楽学校的なところの生徒である小沢深雪。
そして、このテーマソングが、凄かったのです。

切ないのです。何だか切ない……。

まあ、平尾昌晃のメロディーラインにもその切なさの要因はあると思うのですが、それより何より、小沢深雪の歌唱が切ないのです。

声が切ない。決してか細くはない。少し低い声。彼女ならではのフェイク。後で動画を転載させて頂きますが、ワンコーラス目の比較的早めに出てくる ♬……行く宛もなくぅ ♬「くぅ」のところの計算された跳ね上がりなどは、やり場のない情念を胸に抱きながら、それでも諦めている少女の想い、と聴き取れる。
そしてコーダーと感じられる ♬……あなたが~ぁ、恋しい~……♬「~ぁ」の「小さなあ」のところは、やり過ぎくらいに跳ね上がってますが、それがもう何だか稚拙で、それゆえにいたいけな少女の切なすぎる心情と聴き取ることもできるのです。

そして小沢深雪は、この曲のレコードでヒットを飛ばしたあと、雪が気づいたら溶けていたように、以降ヒット曲がないのです(たぶん)。
レコードのジャケット(実は、中3の私はこのレコードを新聞配達して買ったのです)を拝見する限り、少しボーイッシュなその風体も、切なさそのもののような……。

当時の僕は、吉田拓郎とかぐや姫とチューリップという三大ニューミュージック系アーティストのアルバム(当時はLPと呼んでいた)を聴いていたのですが、そんな僕の心に、何だか染みてきた、「さすらいの唄」という演歌だったのでした。

それでは、聴いていただきましょう。

必殺必中仕事屋稼業 メインターマ さすらいの唄。 歌うは小沢深雪。
ドラマのイントロダクションナレーションは、ご存知 藤田まこと(だよね)でございます。

(アップ感謝です)



2013年5月3日金曜日

ここのところ、不安定な日々が続く


ちょっとヤバい感じがする。

まだ、ヤバい感じがする、と自覚できているからいいかと思うけど。

何のために生まれてきたのかわからない。
意味があるんだろうか。

この前のエントリーでも書いたが、いろんなことに翻弄されている気がする。

けど、それでも進むしか無いんだけど。
進めるのか。

明日なんか無いかもしれない。けど、
走るしか無いんだよ。

どうしてこうなったのかわからない。

それでも、走るしか無いんだな。

死ぬかもしれないけど。その時は、ごめん。