でも、もうあんまり書きたくもなくなったなあ。
長友はよくやっていた。森本は次回のワールドカップに可能性を感じさせてくれた。
俊介は、どうしたんだろう。
岡田監督は結局何がやりたいのか、よくわからなかった。
複数人で何かをしようとするとき、異なった才能が集まって、ひとつのことをしようとするとき
大切なのは、目的と戦略だ。
目的がないと、戦略は建てようがない。戦略がなければ目標は達成できない。
岡田監督は、目標設定でまず、ミスをした。しかも決定的なミスを。
ベスト4。
目標というのは、達成できる可能性をどこかで感じるものでなければならないと思う。
相当困難な目標であっても、達成できる可能性をひとかけらでも感じることができるなら、それは目標になる。
しかし、ワールドカップのベスト4というのは、正直、可能性のかけらもない。
過去の戦いで、ベスト4に進出することができた国を確認して欲しい。
日本の代表が、ワールドカップベスト4を目指す、というのが、いかに暴論か、サッカーの知らない人が言うことががわかるだろう。
達成できる可能性がないものは、目標にはならない。
だから岡田監督率いる代表は、目標無しで、スタートしたも同然なのだ。
この時点で、岡田監督は終わっていたのだ。
目標がないと、戦略も建てようがない。
かくして、何をやればいいのか、さっぱりわからない代表たちは、日に日に弱体化してしまい、
昨日のような、情けない試合の結果につながったのだ。
日本サッカー協会は、岡田監督が「ベスト4」といった時点で解任すべきでした。
さて、話は少し変わりますが、今、私が担当している仕事の中に、よく似た状況のものがあります。
私はテレビのCMを中心にしたマーケティング関係の仕事をしていますが
クライアントの目標設定とそこにいたる戦略というか戦術も含めての指示が
まったく納得できないのです。
自分の数少ない成功体験に固執して、失敗するのは目に見えているのに、それをやらなければならい。
これは結構、厳しいものです。
指示を出すものが、馬鹿だと、そのディレクションに従わなければならないものは
モチベーションも上がりません。
わざわざ失敗するために、自分の能力を発揮するやつはいませんよ。
今の代表も、そんなところなのでしょうか。
それにしても、昨日、進退伺いするなんて、何なんでしょうか、岡田監督。
この本、いろいろご意見はあるでしょうが、ワールドカップが始まる前に、
ぜひ読んでおきたい1冊です。
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