やったー!!!
こんなこともあるんだなぁ。というのがワールドカップの決勝をナデシコが制覇した瞬間感じたことでした。
もちろんすっごく嬉しくて、佐々木監督と澤主将を中心に、必死で練習し、ゲームでも頭脳をめぐらし身体のチカラを振り絞っていました。
しかし、率直な感想は、アメリカは本当に強かった。実力からすると随分差があったように感じました。
アメリカが勝っても何の不思議もないゲームでした。
アメリカの最後の詰めが甘かったといえばそうなのかもしれません。あれだけのチャンスを決めなければ、勝利の女神の気持ちも変わってしまうのでしょう。
佐々木 則夫¥ 1,260 |
モーガンのカウンターに対して、宮間選手の泥臭いしかし技ありのアウトサイドゴール。
そして延長線前半のワンバックのヘッド。それまで前掛かりだったヘディングポイントを少し後ろにずらし、日本のディフェンスのマークをズラしてズドンと一発決められてしまいました。シンプルですが計算されてヘディング。
もう終わりか……と諦めかけたら、澤が、超絶技巧のシュート。得点王、MVPにふさわしいシュートでした。
PKの1本目をキーパーが止めたとき、既に勝利は確定したようなものだったのでしょう。
あれほどたくましく見えたアメリカの選手のオーラが、PKになったら消えてしまいました。唯一ワンバックを残して。
正直、日本よりはるか上を行く実力を持ったアメリカに対して、執念で勝ちとった勝利。女神が微笑んでくれた勝利なのでしょう。
こんなことも、あるんだなぁ。
そして、サッカーって、面白いなぁ。
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