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2010年12月24日金曜日

メリー・クリスマス そして……

【今日の一言】
進歩ねえな、俺。



今年も、クリスマスイブがやってきた。街はクリスマスムードを盛り上げるのに懸命だ。

僕は、どうも、クリスマスが馴染めない。

何しろ仏教徒だし、子どもの頃、正直いい思い出ないし。

今年は、イブの日に恋人と一緒に過ごすカップルが復活して、結構ホテルの予約はいっぱいみたいなんだけど、クリスマスイブを恋人と祝うという、淫靡な習慣はどう考えてもおかしいだろうよ。イエスキリストの誕生を待つ、というのが本来の意味なはずなのだから。

もともと、クリスマスって、冬至のお祭りというか祝い事に、イエスキリストの誕生日にからんだ伝説が混ざって今のクリスマスになったとかならなかったとか(ビビる大木的は言い回し)。
冬至のお祭り、というのは感覚的にわかるけどね。

僕は「メリー・クリスマス」というその唇が、白々しくってしょうがない。
仏教徒なんだから(僕は)、だったら花祭りだろ、と思うのです。



クリスマス商戦、という言葉がある。確かに、この時期、いくら景気が悪くても、消費者ノ財布のひもは緩む。一気に売上を稼いじゃおうという気持ち及び戦略は、わからないでもないですよ。でも、結構、クリスマスプレゼントで貧富の差が出たり、家族のバインド感などが試されたりして、生活者(嫌な言葉だね)にとっても気が抜けない。物理的な幸せ感と不幸せ感が浮き彫りにされるのも、クリスマスだったりします。あくまでも物理的な幸・不幸感であって、本質的なものでは全く無いですが。

クリスマス休戦、という言葉もあります。これは文字通り、休戦。
クリスマスは、戦争を中止して、せめてこの期間は心穏やかに過ごそう、というものです。
クリスマスの間、戦争をしないなら、僕は、クリスマスなんて馴染めない、なんてこと思わないから、毎日がクリスマスであってほしい。
世界中の戦争を、永遠にやめてほしい。

街では、クリスマスソングがいたるところから聞こえます。はっきり言って食傷気味です。
ただ、そんな中でも、ジョンとヨーコの、ハッピー・クリスマス(War isi over)は、僕の心に響きます。



でも、僕は、この歌を聴いて、いつも思うことがあります。
♬ War is over,if you wont it ♬という歌詞。
ダメなんですよ、望むだけでは。思っただけでは、戦争は止まらず、たくさんの命が傷つき、失われているのです。

望むだけではだめで、行動しないと。

一体僕に、何ができるのだろう、具体的に何が出来るのだろう。
クリスマスの日。去年も同じことを考えました。

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