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2010年12月17日金曜日

【深夜プラス1】を読んで。

【今日の一言】
「サウンド・オブ・ミュージックに似ている……」

冒険小説、エンターテインメント小説の金字塔。「深夜プラス1」。ギャビン・ライアル作、菊池光 訳 早川文庫だ。

内藤陳(日本冒険小説協会の会長)は、自分が経営する新宿ゴールデン街のバーに、その名前を冠しているほど心酔している小説。

ギャビン・ライアル¥ 798

で、読んでみると、実際、面白い。最高に面白い。

読んでない人には、一読をお勧めする。

しかし、手放しでお勧めできるかというと、実はそうでもない。

訳がちょっと厳しい。主語が分かりづらい、と感じるのは私だけだろうか。

それから、主人公の動機になかなか共感できなかった。

そんなことを差し置いても、エンターテインメント小説として最高に面白いけどね。

で、今、思った。深夜プラス1って、最近見た映画と、ちょっと話の展開が似てないか。

昨日、このブログで紹介した、全く「深夜プラス1」とは違うジャンルの映画に……。

シンクロにティだ。

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