お買い物は楽天で

ページ

2011年6月13日月曜日

「大人の流儀」伊集院静 講談社 を読みました。 ノスタルジックになりました

【今日の一言】
なぜこの人がモテるのか、少しだけわかったような、わからぬような。

えっと、伊集院静の「大人の流儀」を読みました。
伊集院 静¥ 980

率直に面白かったです。
もちろん、伊集院静さんは女優の方と浮名を流し、さらに結婚もされている(しかも2人)のですから、僕とは比べ物もにならないもてもて人生を送っていらっしゃるわけで、比べるのも失礼だとは思うのですが……。
おそらく、伊集院さんが日々起こる出来事を観察されて人の気持ちの動きをしっかり書かれています。

あるエピソードでは、「そうだ、その通り」と思い、別のエピソードでは自分の行動を心から反省し、もう一つのエピソードでは、「そりゃないよ」と反発する。
そんな一冊です。
僕は何となくノスタルジックになりました。

読んだ後は、何だか気持ちよかったですよ。

2011年6月12日日曜日

銀河鉄道を空に見ながら、温泉に入る夜   岩手県松川温泉の思いで

【今日の一言】
♪さあ行くんだ、その顔を上げて♪

【今日のもう一言】
夏の松川温泉もいいと思いますよ。

【今日のさらにもう一言】
地熱発電、頑張れ!

【今日の注釈】
この文章は、数年前に書いたものです。地熱発電応援を兼ねて、
多少の手を加えて再掲します。

【今日の、最後にもう一言】
この話は、本ブログの
「緑の街に舞い降りて……6月の花嫁」のベースの話の一つです。併せて読んでいただけると嬉しいです。



今朝、四ツ谷駅を歩いていると、あるポスターに目がとまった。松川温泉のポスターだ。松川温泉は、岩手県岩手郡にある秘湯。盛岡から車で数時間の距離だったと思う。



その松川温泉に泊まったのは、もう、20年くらい前のことだ。

当時、僕が勤めていた会社の友人M(男性)が、僕と、やはり同じ会社の先輩コピーライターN氏を、松川温泉に行こう、と誘ってきたのだ。

どうやらMには、盛岡に付き合っている女性がいて、そのデートにどういうわけか、僕とMが付き合わされたのだ。

デートなら二人ですればいいじゃないか、と疑問を感じたのだけど、からくりはこうだった。

Mはその頃、盛岡の放送局に勤める女性と付き合っていた。しかしその女性には、別の婚約者がいた。
そのために二人っきりで松川温泉に行くのは、誰かに見つかるとヤバいので、お互いが他の友だちを誘って、合コン形式に仕立てた、ということだ。

その結果、
先方は、放送局の女性と、プラス2名の計3名(実は全員同じ放送局勤務だったのですが)。こちらは、件のMと僕とNの3名が、松川温泉に宿泊することになった。

が、そんないきさつは、置いておいて、温泉は最高だった。



既に雪ふる季節だった。
東京から新幹線で盛岡まで行き、レンタカーを借りて雪降り積もる道を数時間運転して宿に到着したときは、薄暗くなっていたが、その中を鋭く光る粉雪が、防寒着を貫いて皮膚を刺す勢いで降っていた。

松川温泉といえば、地熱発電で有名だけど、温泉としても素晴らしい。泉質は酸性単純硫黄泉。
宿は山小屋風で、風情があるとかそういった感じではなく、風情が建物になった感じ。秘湯なのだ。

冷めた身体を温めるために、私たち3人と、女性陣3人も早速温泉に入る。

温泉の中は薄暗い。そこにランプ一灯がほのかな明かりを放つ。
岩でできた湯船に、白濁した強くて暑いお湯に入ると、東京から盛岡を経ての行程の疲れはすっかり忘れ、
冷えによる身体のこわばりもすっかり緩んだ。

内湯を出ると、外に川が流れている。その川にかかる吊り橋を渡ると、露天風呂がある。

身体は内湯で芯から温まっている。
降る雪をものともせず吊り橋を渡り、岩の風呂と同じように白濁した露天風呂に入る。ここには既に先客。一緒に来た放送局の女性3人に加え、数人の女性客。露天風呂は混浴なのだ。

混浴の温泉に入った経験があるかたはおわかりいただけると思うが、このような場合、いやらしい気持ちは全くといっていいほど起こらない。むしろ大自然と一緒に生きている感覚になり、男女とも、もっと先のところで開放された気持ちになる。

忘れずに持ってきた缶ビールを開け、みんなで飲んだ。外は寒いが身体は熱く、熱燗ではなく冷えたビールがうまいのだ。天を仰ぐと、雪はすっかり上がり、湯煙超しに、星が見える。
耳を澄ませば、せせらぎの音とか山の静寂が聞こえてくるのだが、空を走る列車の音も聞こえたような気がした。銀河鉄道だ。僕たちは、空を走っている列車の軌道に光りを見たような気がした。
宮沢 賢治¥ 1,433


温泉の後は、食事である。
お決まりの京懐石をまねた料理ではなく、山菜と川魚を中心にした素朴な料理。それにビールと地酒が加われば、もはや言うことはない。疑似合コン温泉旅行はドンドン盛り上がる。とにかく素晴らしい温泉と食事とお酒があれば、最高ですよ。

宴もたけなわ、僕の前の会社の先輩コピーライターN氏が「実は温泉に入る前から我慢していたんだ」と、トイレに行った。大きい方である。我慢せずに温泉に入る前に済ませろよ、とは思ったが、あの寒さだったから、それもしかたない。
ところが、N先輩、1分もしないうちにトイレから帰ってきた。

「早かったですね」と僕が尋ねると
「いや、我慢する」とN氏。
「どうして?」と質問すると
「答えは自分で行って確認しな」

僕は、トイレまで行き大用ボックスのドアを開けた。
そこで僕が見たものは……便器から、それはまるで湯煙のように立ち上がる湯気であった。山奥の温泉である。水洗や浄化槽の設備は無かったのだ。
しかし、M氏も人間である。我慢には限界がある。「仕方ない」と腹をくくって、再びトイレに向かった時に、彼が口ずさんだ歌が、冒頭の「今日の一言」で紹介したものだ。顔を上げたくなったのも、わかります。


※現在、松川温泉のトイレは、おそらく改修されて浄化槽か水洗になっていると思われます。
もし、松川温泉にいこう、と思い立った方は、ご自分で確認して下さいね。

2011年6月10日金曜日

私たちは、一人ひとりがメディアを持ち始めた TwitterやFacebookに思う  その1

【今日の一言】
バカであり、天才なのだ


TwitterやFacebookを使うことが、僕の周囲では普通になってきています。殆どの人が、両方のアカウントを持っています。
僕は現在、Twitterはそこそこ使っていますが、
それで思うのは、人と人のつながりが、大きく変わっていくんだろうな、というごくごく当たり前のことでした。

TwitterやFacebookの功罪を、ここで長々と書くつもりはありません。

ひとつだけ、僕の変化を記しておきます。

Twitterのタイムラインを眺めていると、ふと、ネタが浮かぶことが多くなりました。
書きたいことのネタです。

Twitterのタイムラインは、間違いなく、僕の潜在意識を刺激してくれています。
「おっと、これ書こっと」という感じで、書きたいリビドーを刺激してくれるのです。

それが、いいことなのか、わるいことなのか。月なのか、すっぽんなのか。天使なのか、悪魔なのか……わかりません。

でも、これからもっとすごいペースで、文章を書いていこうと思います。
この年齢にして、書きたい欲求がふつふつと湧いてきています。

どうぞ、ご贔屓に。

p.s.
くそ~、書こうと思ったことと違う言を書いてしまった。
そのため、タイトルと内容が違いますが、
タイトル方向の文章も、近々にアップします。

2011年6月9日木曜日

「ハワイの雪」 柳家喬太郎 その2

【今日の一言】
落語のようなもの、他の国ににあるのかな?


柳家喬太郎といえば、今や、最もチケットの取りにくい落語家の一人で、その語り口は、軽快で巧妙で、上品なのに端無いく、ゲスを語らせても清々しく、いずれ名人と呼ばれるに違いないのですが、それでも、この人が名人と呼ばれるのは、なんだか嫌だ。好きなだけに嫌だ。
けど、名人になるのでしょうね。

さて、「ハワイの雪」の話をしようとして、ちょうど時間となったブログの回がありました。
『「布哇」と書いて、何と読む?』。今回はその続き。

ネタの話は、それこそネタばらしになるのであまり語りませんが、
「ハワイの雪(布哇の雪)」は柳家喬太郎の新作落語ですが、その話のプロットというかドラマ性に於いて人気があります。

上越高田市に、おじいちゃんと大学生の孫娘が住んでいるのですが、そのおじいちゃんのもとに、ハワイから手紙が届きます。
話はそこからスタート。

まだまだ熟成する話だと思います。もっと素晴らしい話になるという、僕の勝手な思いはあるのですが。

当然、今の段階でも、すっげー面白いです。

喬太郎のハワイの雪を観ると、落語はこれからますます日本が誇ることができる文化の一つになっていくだろうな、と思います。

柳家喬太郎の「時そば」。古典もいいですよ。

2011年6月6日月曜日

「オーケストラ」  至福の2時間を過ごすことができました

【今日の一言】
さすが、フランス映画だ。


DVDを巻き戻して確かめました。その演奏は、12分間くらいでした。
クライマックスで演奏されるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲二短調の第一楽章。
映画を見ているときは、30分くらいに感じました。

冗長というのではなく、その逆です。
いろんなモノが詰まっていて、充実感ゆえに、演奏を長く感じたのです。

そして何度演奏のパートを見たのですが、とにかく素晴らしい。
カメラアングル、カメラワーク、編集……。
見ているときは気づかなかったのですが
1カット1カットが短いのです。10秒で10カットくらいなところもあったんじゃないでしょうか。
でも、忙しくないのです。

「オーケストラ」に関しては、まず、アイデアが面白い、脚本も素晴らしい。
俳優も演出も、素晴らしかった。

僕がツイッターなどで、仕事が忙しくてレンタル期間中に見れるかどうか、なんてアップしたら
多くの友人が「絶対見ろ」と返してくれたけど
本当にそうでした。
オーケストラ!(字幕版)


「オーケストラ」。
いい映画です。

2011年6月3日金曜日

「布哇」と書いて、何と読む?

【今日の一言】
ちょうど時間となりました。



数日前の夜のイノッチが司会をやっている番組(百識王?)で、早稲田、慶応、青学、明治の落研の学生たちが出て、大喜利をする番組を見ていたのですが、

落研の学生に「今、観るべき落語家」的な意味でアンケートを取ったとこr

1位が、春風亭昇太、2位が、柳家喬太郎、3位が、立川志の輔だったそうです。

なるほど、と思える順位。そして少しガッカリの順位。

三人とも落研出身で、確かに猛烈に面白いし、新作も上手だし。

でも、いかにも学生が選んでるな、っていう感じがしたところがガッカリのところ。

毎年、就活の時期になると、学生たちに人気の企業ランキングが各新聞に発表されますが、あの順位にも何時もガッカリさせられます。
こいつら(学生たちね)、今の大人以上に保守的で、デリカシーがなく、既得権を得て優越感に浸りたいやつが多いんだな、と思ってしまう感覚。

まあ、その話になると長くなるのでやめときますが。


いや、昇太や喬太郎、志の輔がダメだなんて、全く思っていないですよ。
むしろ、というかこの三人は落語会を背負って立つ、日本の文化を支える、笑いで多くの人をハッピーにさせてくれる素晴らしい落語家だと思っています。

ただ、あまりにも、学生らしいところに、ちょっと残念な感じを抱いただけです。


枕が長くなったなあ。今日はそんな話ではなく、
柳家喬太郎の、布哇の雪、の話がしたかったのです。

「布哇」と書いて「ハワイ」と読む。
これは喬太郎の新作で…………


残念。本日は枕が長すぎて、もう、これ以降を書く時間がなくなりました。

明日、書きます。ごめんなさい。お後がよろしいようで。(←よろしくないよ!!)

喬太郎の「午後の保健室」。

2011年6月1日水曜日

歌は、自由に歌いたい。自由のために歌いたい。

【今日の一言】
男は、いやでも
だんだん坊主になるんだからね……。



僕は、廿日市町立七尾中学校(今は廿日市市立)という中学を卒業しました。その中学は、僕が入学する数年前まで、男子は坊主を強制されていました。
えっと、40年くらい前のことです。
僕は、小学校の高学年から、当時オサレだった資生堂のMG5というヘアトニックやヘアクリームを使ってカッコつけていたので、坊主にするのがいやでした。
(今の僕をご存じの方は、想像つかないでしょうね、僕がおしゃれに興味があったことが。小さなうちからヘアスタイルやファッションにこだわると、30代を過ぎる頃から、バーンアウトして、外見はどうでもよくなる、という分かりやすい具体例です、僕は)
( ⇓ 当時のMG5のテレビCM)


僕は大学時代からずっと少林寺拳法をやっていたので、目にかかるような長い髪では練習にならないし、相手に簡単に捕まえられるような髪型では、いざ格闘となったときに
不利であることはわかっています。
調理師の髪が長いのも考えものですよね。やはり髪は不潔になるから衛生上まずいでしょう。
このように科学的に、客観的に根拠があって「坊主にするべき」と言われるのは納得できます。

でも、中学生だから坊主にしろ、というのは、どうも変な気持ちです。
学校の方でも、そう考えて、僕が入学する直前に、坊主でなくても良くなったのですが。

人は、誰かに支配されていると感じると、その人から気持ちが離れてしまいます。
そりゃそうですよね。
髪型くらい、自由にさせて欲しいですよ。

大槻ケンヂが何かで言っていましたが、
髪の長い中学生に「髪を短くしろ」と注意する先生の鼻から、鼻毛が出ていた。
髪の長い中学生を注意するより、誰か、その先生の鼻毛を注意しろ
、と。

ファッションも、強制されたくないですよね。
制服は便利だけど。

言語も強制されたくないですよね。
使い慣れた、大好きな日本語を、「明日から○○語を使わないヤツは非国民だ」と言われても……。

僕は、歌が好きです。
苦しい時は、歌いたい。妻からは「何を歌っても演歌みたい」って言われるけど、それでも苦しい時は歌いたい。
もちろん、なんでもない時も、歌いたいときは歌いたい。
でも、歌いたくないときは歌いたくない。
なぜなら、僕は歌手じゃないから。
歌うことを生業としていないから。
歌から自由に力を貰いたい。
歌と一緒に楽しい時間を過ごしたい。

君が代は、メロディーが好きです。

日本独特のメロディーラインを聴くと、どういうわけか土偶とか縄文式土器が頭に浮かびます。
なぜだかわからないけど。
歌詞はあまり好きではありません。

国歌は、あれば便利だと思います。
ワールドカップの時に歌う歌がなければ困る。

歌は、自由に歌いたい。僕が歌いたい歌を歌いたい。

とりわけ今は、何を歌いたいかな?
ブルーハーツの青空かな……。
青空 - MEET THE BLUE HEARTS 〜ベストコレクション IN USA〜