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伊達直人現象がすごい。匿名で寄付をする、という現象はもうみなさん、新聞やニュースの報道でご存知ですよね。
この現象に関しては、思うところはあるのですが、今回書きたいのはこの現象自体のことではなく、寄付する人が名乗る「伊達直人」に関してのことです。
伊達直人、つまりタイガーマスク。
僕は、小学生の頃、このタイガーマスクを漫画で読み(全部じゃないけど)、テレビで見て育ちました。毎回興奮してタイガーマスクと伊達直人の活躍に興奮して入れ込んでいたことを思い出します。
しかし思い出しても、強引な設定で無理のある話しだったなと思うのですが、子どもだった僕は、タイガーマスクの世界観にグイグイと引きこまれていきました。
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今回の伊達直人現象の、特に最初の人たちは、タイガーマスクにのめり込んだ僕と同世代の人なんだろうな、と思います。
後に、漫画とアニメのタイガーマスクは、新日本プロレスにおいて、本物のタイガーマスクが登場し(この場合、漫画やアニメを本物といったほうがいいのか、レスラーを本物といったほうがいいのか悩みますが)、再び男子を中心に日本を興奮のツルボの巻き込むのですが、その話を始めると、また別のエピソードがたくさんあり大変なことになるので、また今度にします。
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いずれにせよ、僕たち世代(50歳前後)の男子(一部女子)は、タイガーマスクの影響を少なからず受けています。
で、今回、私が言いたいのは、とにかく、梶原一騎さんは、色々ゴタゴタもありましたが、原作者として凄い、ということです。
伊達直人現象も、梶原一騎の原作があってのこと。
この現象で、いろいろなことを考えた人も多いと思うのですが、それも2次的に梶原一騎の影響とも言えるでしょう(ちょっと強引ですが)。
ここで、梶原一騎さんの原作作品を、有名どころを中心に並べてみると……
空手バカ一代、タイガーマスク、巨人の星、赤き血のイレブン、愛と誠、侍ジャイアンツ、あしたのジョー、夕やけ番長、キックの鬼、柔道一直線……。
どうですか、綺羅星のごとく一つ一つ輝いている作品群。
僕は自分でピックアップした有名作品群の中で、それほど見たり読んだりしていないのは、侍ジャイアンツだけで、後は全部見たり読んだりして、猛烈に影響を受けています。
子どものうちに接した物語からは、人格形成に相当な影響を受けると考えられますので、これらの作品の考え方や主人公の生き様が、ある程度僕の人格の一部になっているのだろうなあ、と思います。
とにかく、50代前後の男子(一部女子)は、梶原一騎の影響を、嫌であろうがなかろうが、受けてしまい、それでいまの人生があるのだと思います。
そしてふと、小学校5年生の我が息子を見ると、何と、妻の実家に置いてあった「あしたのジョー」を1巻から読み始め、「あしたのために、打つべし、打つべし」なんてやっているわけです。「ええっ、力石が……」と愕然とし、「両手ぶらりだ」とかやっているわけです。
さらには「ヤマピーはジョーにはなりきれないよ」とか「葉子さんの上品さは香里奈じゃ出せるわけがない」とか映画に対してのコメントをしたりするのです。
(最後の、葉子さんと香里奈のところは、私の意見です^^;)
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梶原一騎のあの強引なストーリー展開、世界観、これらはまだ、世代が変わっても十分通用するんですね。
恐るべし、梶原一騎。
うちの妻は、「あしたのジョー」をよんでいる息子の姿を見て、一言。
「まだまだだな、宮崎駿。」
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