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2011年4月23日土曜日

『貧乏はお金持ち』 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する  橘玲 講談社+α文庫

【今日の一言】
問題は、どうやって稼ぐか、だよ。


『貧乏はお金持ち』は、雇われない生き方、を提案しています。
橘 玲¥ 880
数年前、「派遣切り」という言葉がテレビや新聞に踊りましたが、あの頃のマスコミの論調は、ほとんど正社員こそゴールである、会社は非正社員を、頑張って正社員にするべきだ、といったものでした。

この本は、その考えを真っ向から否定し、「自分を法人化」して法人と個人の税制のギャップを利用して、無駄な税金を払わなくていいようにしよう、会社や税制や国家や地方公共団体を利用しよう、といった内容です。

本当に自分を法人化して、会社からの給料と、自分の事業のいろんなモノを合算して、得することができるのかどうかはよくわかりませんが、とにかく刺激的な内容でした。
言えることは、もう、サラリーマン、というビジネスモデルは既に終わっている、ということです。
サラリーマンビジネスモデルが機能していたのは、右肩上がりの時代。もうはるか昔。long time ago.

男は(女も)、会社に依存せずに、世界のどこに、どのような状況であっても、必要なお金を作り続ける=利益を上げ続けることができるようにならなければならないのです。

でも本書の『貧乏はお金持ち』の最大の欠点は、本書で提唱している「マイクロ法人」を成立させたとしても、少なくとも「売上をあげないと、機能しない」ということです。

そして「売上を上げる方法」は紹介されていないのです。

それがこの本の最大の欠点ですね。

さて、どうやって稼ぎましょうか。

私はそれは、クラウド的な発想で稼ぐ、というのが正解なんだろうな、と思いつつ、
このあたりの話はエグいので、いつか、別の機会に発表します。

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